これは楽しい♪革の染色とペンケースの作り方

東急ハンズは各店舗でレザークラフトの売り場が充実しています。大宮店では月1くらいの頻度でレザークラフトのワークショップが行われていてたくさんの道具を必要とするレザークラフトを手ぶらで行って経験がなくても作品を作る事ができます。今回はアイテムを作るだけでなく革の染色も出来るという事で行って体験してきました

《今回の見本品》

初めに小さな革の断片で染色を体験して3つはフックを付けチャームに仕上げます

染色し打刻で模様を付けペンケースやコインケースに仕上げてます

このカワイイチェック柄は先生のフリーハンドで描かれてます

私の出来上がり作品たち♪

《製作に必要な材料》

型紙で切られたペンケース用の革(栃木レザーのヌメ革を使用)、チャーム用のヌメ革、ホック、極小カシメ(頭と足長金具)、打ち台、染料(皮革用液体染料ローパスバチック)、布、水、綿棒、打刻金具、ゴム台、木槌、レザーフィックス(水性万能仕上げ材)、トコノール、トコノール用ガラス板、レザークラフト用針、レザークラフト用ろうびき糸、保護オイル、ひし目打ち(2つ目、4つ目)など

今回の革は栃木レザーのヌメ革を使ってます

打刻用の金具たちですこれを革の上に置いて木槌で上から叩いて模様を付けます

《先生のデモンストレーション》

今回は染色作業が皆初めてという事で作業を始める前に先生がチャーム用の革に打刻を打ったり染色したりする一連の流れの様子を目の前で見せてもらいました

打ち台の上にヌメ革を置いて打刻金具を木槌で叩いて打刻します

布のたたみ方を教えてもらいその使い方をみせてもらいました。小さくきちんとたたんで使うそうです

先に水で湿らせたヌメ革に 布に染み込ませた染料を塗っていきます。薄い色から塗り重ねて色を濃くしていきます

黄色の染料に青の染料を重ねると緑色になります

コバを綿棒で染色 している様子

表の革を染色し終えてから裏革に染色している様子

《実際に染色してチャームを作ってみよう!》

ペンケース用の革を染色する前にチャーム用の小さなヌメ革(花型、星型、ツリー型)で染色体験と打刻体験をしました。染色も打刻も色々試してね!と先生がおっしゃるのでホントに色んなお試しをさせてもらいました。最終的にチャームにするのは3つ。。。時間もたくさんあるので遊び感覚でやってみました

先生が今回持ってらした染料が箱いっぱい。。。

革用液体染料ローパスバチックです

水性なので水で薄める事が出来ます。折りたたんだ布かハケを使って塗ります。色は水彩絵の具のように混ぜる事が出来ます。(例)黄色+青→緑

染色する前に必ず水で革を湿らせます

先生に言われたようにコバを綿棒で塗っている様子

打刻金具で模様を付けてみました。ハジを強く打刻すると革が破損するようです。私はどちらかというと強く叩き過ぎの傾向があります

花型のヌメ革も水で湿らせてから使います

黄色で先に染めてみます

黄色の後から青の色を叩くように色を入れてます

赤に染色した後羊の打刻をして青でその上から染めてます。最後に筆で中の羊を染めてます

筆でチャック柄もチャレンジ♪

アルファベットの打刻金具です。必要な文字だけ付け替えて使います

こちらはハートの打刻金具を使ったモノ

チャーム用のヌメ革の裏にトコノール処理をします。コバもトコノールを塗ってヌメ革の端材で磨いておきます

裏やコバをトコノール処理した後表のヌメ革にレザーフィックスを塗って色止めをします。これを塗ることによって水に強くもなります

フックを付けるための穴を開けます

フック用の極小カシメです

裏から足長金具を入れてフックを付ける革を挟んで頭金具を軽く 合わせておきます

打ち台の上に置いて金具をセットして打ち付けてしっかりカシメを固定させます

こちらは星型のチャームのフックを付ける様子

星型チャームにフックが付きました

革に穴を開ける道具です

《革を染色して縫い穴を開けてから手縫いしてみよう!》

表革に水を含ませた後空色を塗っていきます

空色の後に紫色を叩くように塗り込めてグラデーション的に色を作っていきます

このペンケースは夫へのプレゼント♡午年生まれの夫なので馬を打刻。時間も押しているので今回私は打刻は簡単にこれ1つのみ

栃木レザーの仕上げのレザークリームを仕上げに使わせてもらいました

裏を塗り終わったのでトコノール処理をします

縫い穴を菱目打ちで付けていきます。カーブは2本歯で直線は4本歯で

2本歯の菱目打ちで縫い穴のガイドラインが描いてあるのもみえますね

縫い穴の目の最後の調整をする様子

レザークラフト用のロウ引き糸平縫いをするので2本針を使います

糸の色もたくさんの中から選べます

飾り縫いから始めます

ホックを付けます。打ち具は打ち棒と打ち台が大きさによってセットになっています

先生が中の金具が縦になるようにとわかるように見せてくださいました。わかりますか?

仮止めをしてから縫い始めます

革が重なる部分は2重に♪

《参加者の作品》

今回の参加者は3人で私が早く出来上がって帰る事になったので残りお2人の途中経過を撮らせてもらいました

この方のセンスには脱帽です

特にこのチャーム♡打刻でここまで独自の世界を表現出来るなんてステキ過ぎます

魚類が好きなお嬢さん用というこのペンケースもとってもステキ。黄色の色を選択されて用なのでカワイイ感じに仕上がるだろうと思います

この方はウサギがお好きな方に見受けられますね。紫は思うような色にならない。。。とこぼしてましたが良い色に見えます

私が帰る時縫い穴を開けてこれから縫い始めるところでした

《私の作品の出来上がり》

チャームは3つですがフィックス加工してあるので花型はコースターとして使えそうです

花を乗せたコースターとして

去年手ずくりしたエンボス加工された栃木レザーのペンケースですがメガネ入れとして愛用しています♪作り方はこちらから

2つ並べて

 これで同じエンボス加工した革のアイテムが4つになりました♪

A4トートバックの作り方記事はこちらから

キーケースの作り方の記事はこちらから

カードがたくさん入る長財布の作り方はこちらから

mizucchi

ルームクリップ(通称RC)に投稿し始めてからハンドメイドの楽しさを知りました。 小さな頃から周りの大人に不器用だと言われ続けられて来たしお裁縫や編み物などキチンとした技術のいるハンドメイドは苦手です。よくどうやって作っていいか知らない。。。わからない。。。とコメント欄に書かれてました。私も最初は見よう見真似で試行錯誤でやって来ましたが4月からワークショップという2時間程度の1日講習会を知りハマってしまいました。そこで学んだ手順などを多くの人に知ってもらい多くの人がハンドメイドに興味を持ってもらえ作る楽しみを共有出来たらなぁ!と思ってこのブログを始めました。誰でも出来るアイテムばかりです。レッツ、チャレンジですよ(^^)


あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です