花柄の型押しの模様がカワイイ!A4革のトートバックの作り
革細工もカシメを打つだけの簡単な小物→少し手縫いが入るがま口→ルームスーズ→ティシュケース→カービング加工→ショルダーバックと順調にステップアップしてきました。残る大物は。。。
前回作ったショルダーバックです。作り方は前編はこちら
後編はこちら
今回作るのはA4のトートバックです。見本品をネットでみた時欲しい!と強く思ったのはこの花柄の押し型模様
栃木のオイルレザーで色も色々ありました。見本の青緑も魅力的で最後まで迷いましたが。。。
結局私の選んだのは緑色www。肩紐は茶色を選びました
肩紐の色も色々ありました
今回のバックは底に底鋲(そこびょう)付きです。ゴールドとシルバーからシルバーを選択
まずは革の裏とヘリにトコノール処理をします。ガラスの板は磨くために使います
ヘリはヌメ革を使って磨きました
肩紐はこうやって丸めてトコノールを塗ってヘリを磨きました
肩紐と磁石をつける場所を型紙を当てて目打ちしておきます
縫い穴のガイドラインを引いておきます
菱目打ちを木槌で叩いて縫い穴を開けていきます。この時点で2時間経過。。。今日は長丁場です
針を2本使う平縫いを今回もします
2ヶ月前ショルダーバックを作った時使ったポニーと呼ばれる器具を使って縫い進めます
ようやく慣れて来たようで随分縫い目も揃って来ました
底に打つ底鋲用金具。カシメを打つ時の要領で木槌で叩来ますが結構強く叩いても大丈夫です
底金を打った所
金具を隠すフェルトシール
底を縫っていますいます
バックの底が出来ました
底の内側です
留め磁石をつけます
脇を縫い合わせますが前回ショルダーバックの時は楽な縫い方を選んだのでこの縫い方は初めてで大変でした
上に被せるように重ねて縫いますが中が暗くて見え辛いのでとっても縫い辛かったです
前回のショルダーバックの脇の縫い方との違いがわかるように撮ってみました。今回の方が難しいです
最後にマチの部分が残っています
まちを縫い合わせてますがここも縫い合わせるのが大変な場所です
ここを縫うと一山越した気分になります
見本はこの肩紐部分は切りっぱなしでしたが飾り縫いをすることにしました。しかしこれが大変なことになろうとは。。。
今回は参加者は4人でしたが2人は制作途中で早退されたので出来上がりを見たのは隣の方のみ。これも実はこれも制作途中らしくこの方はベテランさんで中にファスナー付きにし内ポケットもつけてましたがファスナーをつける革の寸法がイマイチらしく家で作り直しだとおっしゃってました
今回はハンズさんの好意で使わせてもらった保護オイルです。M.モゥブレイ 革用リッチクリーム アボカドオイル配合です。変な香料も使ってなくて革を保護してくれます。これを全体に塗り込ませてもらいました。塗った後革がより美しくなり保護にもなります。これは買いですね!
実は店舗では完成しませんでした
見本を見てもらうと分かりますが見本にはバックの口周りと肩紐の所に飾り縫いが有りません。飾り縫いを入れることにしたので通常の予定時間をオーバーする事は目に見えてました。雨が降ってくる予報もあって8時をめどに終わりましょう!という事で家に帰って宿題として蝋引き糸と針を貸してもらって肩紐の部分の飾り縫いをチマチマと縫い始めましたがこれが難敵でただの平縫いが永遠に続く感じ。。。
完成したのがこちら!
中はこんな感じ
横から見るとこんな感じ
玄関のDIYしたエコカラットの前。ここがこのバックの玄関での定位置になるかな
先々月作ったショルダーバックとのコラボ
店舗で完成しませんでしたが持ち帰っても完成できる力がついたという事と前向きにとらえました。この押し型を使った革で秋に財布作りがあるというので長年使っている財布が痛んで来たけど中々お気に入りが見つからないので買うのを躊躇していた私には朗報です。今からものすごく楽しみ!
この革が気に入って結局同じシリーズのように4作品作りました
キーケースの作り方の記事はこちらから
カードがたくさん入る長財布の作り方はこちらから
ペンケース(実際には老眼用メガネケースとして使ってます)の作り方はこちらから
今 回 の お ま け 映 像
ゆるキャラ「ぷーとん」が店内を巡回してました
後ろにファンが見えて音がしたましたwwwこれなら暑い日も中の人の負担が減りそうですね!
以前作った革細工たち
ナチュラルな味わいがステキ?カービング加工したぬめ革コインケースの作り方
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