見た目涼しい苔玉の作り方
ずっと苔玉つくりたいなぁ。。。と思ってたらハンズさんでワークショップが開催され作るチャンスが巡ってきました
前に盆栽を2度仕立てた時にお世話になった清香園さんから先生が派遣されてのワークショップでした
《苔玉を仕立てるのに使うモノ》
盆栽用に育てられた植物(好みのモノをチョイス)、植木鉢(好みのモノをチョイス)、切りバサミ、木綿糸、ミズゴケ、ハイゴケ
今回の見本はこんな感じ
見本の中には吊るタイプの紅葉があって値段もそれなり。。。
写真に写っている以外にも沢山の植物があり中から自分でピンと来たのをどれでも選べました
私の選んだのはナツハゼ。秋に実が付き紅葉するというので選びました
ナツハゼ=ツツジ科スノキ属落葉低木でブルーベリーに似た実がなる
栽培ポットから出して肩周りの土をほぐします
ミズゴケをひとかたまり使います
ミズゴケをお好み焼き程度に広げます。この時既にかなり湿ってました
ミズゴケの上に少し土を解した植物を乗せます
「おにぎりを握るように」と言われたので軽くギュッと貼り付け真ん中に黒の木綿糸を固結びしました
グルグルと糸をキツ目に巻いてます
今回使う苔はハイゴケです。栽培された苔なので扱いやすいです
ハイゴケもミズゴケの時と同じようにおにぎりを握るように軽く包んでギュッと貼り付けます
糸でグルグル巻き締めて糸の最後は中に押入れて出来上がり
現場で脚付きの鉢に乗せてもらって記念撮影
もう1人の方はヤマモミジを選択し黄金シダも付いてます。こちらも紅葉がキレイだから選んだと言われてました
ワークショップの先生から教わった苔を密生させるコツがこの排水溝ネットを苔に被せるやり方です。密着させると苔がワサワサになるそうです。さっそくやってみました
家に帰宅してから平皿に乗せて記念撮影しました
「根上り仕立て」という盆栽の楽しみ方が苔玉のルーツだとか。育て方を書いた紙ももらってきたので要点をそのまま記しておきます
- 苔玉は1年中ベランダや庭など屋外で育てましょう(室内で飾りたい時は3日以内で)
- 日の当たる場所において育てましょう
- 地面に直接置くのは避け台などの上に置きましょう(夏場は午前中日が当たる東側がベスト)で西日が強く当たる場所はよしずなどで遮りましょう
- 水はたっぷりあげましょう!(水をはった容器に5分ほどつける)春と秋は午前中に1回、夏は朝夕2回、冬は2~3日に1回
- 苔玉は屋外置きが基本だけれど仕立てた直後は根が落ち着く1週間ほどは室内の明るい場所に置くように
2019年10月の様子2019年11月下旬ナツハゼなので紅葉してきましたが苔玉が緩んできてます
黒の木綿糸でちょっと形を整えてみました
2020年9月の様子。過酷な夏を越して葉っぱが少ない。。。ミニ畳は手作り品で作り方はこちらを見てね
今 回 の お ま け 映 像
去年のゴールデンウィークそごう大宮店10Fにある清香園の出張所で仕立てた長寿梅の盆栽
今年1月にハンズ大宮店で仕立てた真柏(シンパク)の盆栽
この盆栽の仕立て方の記事はこちら
大盆栽まつりで購入した風香窯の盆栽鉢と玉肥(一袋500円)
最近鉢を割って大盆栽まつりで購入した鉢に植え替え堆肥を乗せた夫の長寿梅です
大宮盆栽祭りの記事はこちら
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