ムートンの手縫いルームシューズの作り方

ムートン製の手縫いルームシューズです

東急ハンズはクラフトの中でもレザークラフト(革細工)コーナー充実しています

日曜は「レザークラフトの選べるワークショップ!」トートバック(12000円)ルームシューズ(8000円)どちらか選んで作れました。予定11時から1時間休憩を入れて6時までの予定。。。さぁて何時に終われたんでしょうか

私はルームシューズを選択。レザーフラフトはこれで5回目です。カシメで打つだけの簡単なアイテムから段階を踏んで前回初めて手縫いが入った本革アニマルプリントのガマ口を作りました。今回携帯の機種変更で1万円のキャシュバックがありちょうどポイント10倍キャンペーン期間なので思い切って高額な作品を作ってみることにしました

トートバックが2人ルームシューズが2人私以外はレザークラフトの大物製作経験があるらしい4人でワークショップが始まりました

今回の手縫いムートンルームシューズ見本

今回のバックの見本です

外側、足底、裏の革の色や材質を自分で選びます

フリンジ用の革はこの中から選びます

金属の刻印ワッペン用の革です

刻印も色々で上は最近出た樹脂製です

私の今回選んだルームシューズの部材一式。革は黒で裏は緑、フリンジは青緑を選びました

カシメで打った革のトレイに主な道具一式が入ってました。これに木槌で作業が始められます

まず中芯を簡単なのでボンドで接着します。経験ある隣に座っていた方が中芯2枚より3枚にしたい!と仰って3枚になりよりルームシューズが暖かく使えそうになりました

私は初心者でボンドで塗って接着する方法を勧められましたがルームシューズ2回目のお隣さんは両面テープで中芯を接着してました。そちらの方が踏み心地が良いそうです

菱目打ち(ひしめうち)2本目を使って縫い目を端に沿って上から沿って押し付けガイドラインを引き縫い目を打つ場所を決めて行きます

地味な作業ですがこれが大事でこのラインに沿って縫いを進めていくので丁寧にラインを引きます

カーブは2本目直線は4本目を使って縫い目を木槌で打って行きます。菱目打ち(ひしめうち)1本目2本目4本目6本目があるそうです

同様に全部の革に縫い代のガイドライン引いて行き薄い所は上から見えるようにペンでガイドラインを引いて行きます

底革の表と裏

使う革によってはラインが見えにくかったり打った縫い目が見えにくかったりします

縫い目の数数える為に私は10ごとにペンで印を付けました。目の数が合わないと大変!

使う革全部にガイドラインを引いて菱目打ちを持って上から木槌で叩いて縫い目をつけました。この時点で1時間半経過でお昼休憩1時間

1時間休憩した後作業再開!装飾でつけるフリンジを作ります。ここまでは経験者の A子さんとは同時進行でした

両面テープを付けてクルクルっと丸めて出来上がり。これだけでも十分カワイイので作ってみるのは良いですね♪

底に付けるワッペンに木槌で刻印を打ちます。私が選んだのは羊さんとリーフ柄

これから手縫いに入りますが糸をこの中から選びます。革の手縫いに使うのは専用の蝋引きの糸です

縫う長さの3倍半の長さに糸を切って糸の両端に針を通して二本針を使い表面からと裏面からクロスにするような「平縫い」で縫います。以前ガマ口を作るときに使った縫い方なのでなんとか一針一針なら。。。と思えました

選んだのはフリンジの色と同様の青緑色

ここは飾り縫いの場所で見せるために縫ってるだけで縫い合わせる方が大変なので先に練習的に縫わせてもらいました

中芯の上に暖かいボア面の足底板の革を重ねますがこうやって両面テープで接着しました

表に見える部分2枚を合わせて手縫い

ひたすら手縫が続きます

真ん中を合わせて片側ずつ縫って行きます

足底板のボア革に刻印付きのワッペンをつけますがカシメで穴を開けて置く場所を針で目安を付けておきます

ステッチ縫いでも良かったですが私はより簡単な四方止めで

裏で端の始末は糸の焼き留めしてあります

ひたすら手縫いしてフリンジも付けてなんとか完成。。。この時点で終了予定時間を大きくすぎて夜の8時過ぎ!!!首こり肩こりパンパン張ってます

トートーバックを縫われた方の作品!この方が趣味で作ってるというマクラメ編みをプラスしてますが素晴らしい出来です。いつから作ってるんですか?た聞いたら今年の5月のワークショップからレザークラフト始めました!との事。。。驚き!!!こういう方の事を本物の『器用さん』なのだと思いますよ

私の作ったルームシューズの現地での記念撮影です

中のワッペン見えますか

裏から見るとこんな感じ。。。一針一針頑張って縫ったのがよくわかります

ムートンラグの上に手縫いムートン室内履きを乗せてコラボ

軽くて温かいけど素足で履くと私にはちょっと大きい。寒い山形の夫に使ってもらおうかな♪

時間は掛かってしまったけどなんとか最後まで頑張れた。隣席初対面のA子ちゃんと先生と3人でネコ話が盛り上がり朝寝てると先生ちのネコさんがまぶたを前脚で無理やり開けてくる。。。など聞いて大笑いしたりした。お陰で慣れない単調な辛い作業も楽しく過ごせた。充実感満載のハンドメイドだったけどシューズ自体私には大きかったので来年もう1足自分用に作ってみたいと思いました。平縫いさえ出来ればなんとか完成できると思うので興味のある方は是非作ってみてください!

       

息子が赤ちゃんの頃ニュージーランドのお土産でもらったムートンのルームシューズとフェルトの羊

帰宅した夫に履いてもらいました。ピッタリ!

2020年冬作って時間が経ちましたが軽くてあったかい♡

裏も随分使った跡がw

 

mizucchi

ルームクリップ(通称RC)に投稿し始めてからハンドメイドの楽しさを知りました。 小さな頃から周りの大人に不器用だと言われ続けられて来たしお裁縫や編み物などキチンとした技術のいるハンドメイドは苦手です。よくどうやって作っていいか知らない。。。わからない。。。とコメント欄に書かれてました。私も最初は見よう見真似で試行錯誤でやって来ましたが4月からワークショップという2時間程度の1日講習会を知りハマってしまいました。そこで学んだ手順などを多くの人に知ってもらい多くの人がハンドメイドに興味を持ってもらえ作る楽しみを共有出来たらなぁ!と思ってこのブログを始めました。誰でも出来るアイテムばかりです。レッツ、チャレンジですよ(^^)


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2件のフィードバック

  1. 2019年9月6日

    […] 夫に履いてもらった革製のルームシューズの作り方はこちら […]

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