タヌキを作ったはずなんだけどw手縫いで作るバネ口金使用の動物小物入れの作り方
今回の見本品です。以前作った経験があるカエルの小物入れもありました
2023年5月に同じくハンズのワークショップを利用して作ったカエル型小物入れ
作り方はこちらを見てね
今回この形からタヌキにもパンダにも作ることができるそうで。。。
*全体と口周りと目の周りを自由に選べるのでラスカル(アライグマ)を作りたい!と希望する方もいました
耳と目の周り用の革です。色と種類が選べます
縫い糸は蝋引きのビニール糸を使います
*同じ色の革を選択しても縫い糸が違うと印象が違います
私が選んだ革です
*顔は濃い茶色、目の周りと耳用は明るい茶色を選択しました
*多分山羊革でかなり柔らかな革です
革の裏側(トコ面)の毛羽立ちを抑える薬剤処理をします
*クリームを塗ってからガラス製のヘラでしごいてなめらかにします
口用の革を型紙を当てて銀ペンで印を付けてからハサミで2枚切り出します
耳用の革も同様に切り出します
タヌキを選択したので目の周り用の革を型紙を当てて銀ペンで印を付けてから切り出します
耳用の革裏の毛羽立ちが気になったのでトコクリームを塗って滑らかにしています
裏革の方に印をつけて切り出していましたが表革(銀面)の方に印を付けて切り出した方が小口がキレイだと気がついて表に印を付けて切り出しました
目と耳の位置のシュミレーション中
型紙を当てて口金をつける場所に目打ちを使って印を付けてカッターで切り込みを入れます
木工用ボンドで目の周り用の革と耳用の革を先に貼り付けてから縫い穴を開けていきます
縫い穴を開け終えました
*先生にお願いして間隔が3ミリの2本刃菱目打ち金具を出してもらって穴を開けています
左から3ミリ、4ミリ、5ミリの2本刃菱目打ち金具です。普通は5ミリを使っています
*以前製作したカエルちゃんで曲線がかくかくしてたので細かな縫い目にしてみました
縫い糸はこげ茶色を選択しました
*縫い糸の長さは6倍とってます
縫い穴の間隔狭く したので曲線が滑らかなような。。。
*縫い終わりの返し縫いの場所が少し目立ちますね
片側の耳が縫い終えました
両耳が縫い終えました
ポンチで穴を開けてからカシメをつけます
*脚の長い方を裏から差し込んで脚の短い方を上からはめてカシメ打ち金具を当てて木槌で叩きます
黒目の上からカシメを打ち付けました
口金を入れる革の準備に両面テープを使い2つ折りにします
本体の方にも両面テープを貼り付けます
こんな感じに仮止めします
直線なので4本目菱目打ち金具で縫い穴を開けてます
*革が3枚重なっているので裏まで貫通しているかしっかり確認しましょう
縫い穴通りに手縫しています
返し縫いをしてからライターで焼き留めをします
裏から見るとこんな感じ
表の革が2枚を縫い付ける前の仮止留めに両面テープを使います
剥離紙を剥がして2枚を合体させてから縫い穴を開けていきます
*曲線ばかりなので2本刃の菱目打ち金具の4ミリを使い縫い穴を開けました
どこから縫い始めるか。。。参加者みんなの疑問
*先生の答えは真ん中から少しずれた部分から縫い始めて折り返し縫いで真ん中になる位置だそうです
*糸の長さは5倍でした
縫い終えました
裏はこんな感じ
*柔らかな革なので糸を引っ張りすぎるとシワがよります
「バネ口金」を入れます
上下に1枚づつ口金をはめていきます
左側に出たら上から付属のネジをはめて(軽く上から木槌で叩きます)出来上がりです
磨き棒で小口を少し磨かせてもらいました
タヌキのハズなんですがサル顔のような。。。
《ハンズの作業現場で出来上がり記念写真》
8人参加で帰宅時に2人まだ作業中だったので5人の作品を撮らせてもらえました
1人はパンダを製作していたので写真が撮れなかったのは少し残念です。。。
見事に各自個性的な仕上がりになってます
参加者①オレンジとは斬新ですが確かにタヌキ♡
参加者②「ラスカルだあ!」と私も思わずつぶやいたアライグマ系の小物入れが出来上がっていました
参加者③↓に仕掛けが。。。
参加者③の裏はこんな感じになっていました!2面が違う!!すごい!!!
参加者④この色の組み合わせにした理由が↓
参加者④の方が持ち込まれた私物のタヌキのぬいぐるみ♡
《自宅での記念撮影》
小銭か飴ちゃんを入れるにちょうど良いサイズです
飴ちゃんを詰めて少しふっくらしたお顔♡
【作り終えての感想。。。】
「バネ金口」を使った動物革小物を作るのは2回目ですがすっかり作り方を忘れていて当日の朝慌てて自作のブログ記事を熟読してからワークショップに出かけました。なので縫い目の荒さが不満だったのを思い出して少し幅の狭い菱目打ち金具を使うことで曲線がいい感じで縫えました。ただ。。。夫にはクマ?と言われサル?という意見もあったのがちょっぴり不満ですw
《今回のおまけ画像》
2025年1月7日に芝川の土手近くの高速道路の下で偶然遭遇した野生のタヌキ!
こちらの方がタヌキってわかるかもw毛が抜けているようですね
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