便利に使える♡初めての内縫いに戸惑ったよ♪ファスナー付きワンショルダーのトートバックの作り方

地元のハンズレザークラフトのワークショップを利用して「ワンショルダーA4トートバック」作ってきました!

ちょっと大変ですがファスナー付きにチャレンジします

コロナ禍前は6人の定員だったワークっショップですが定員が4人になりまだワークショップを再開している店舗も少ないので、人気のワークショップへの参加申し込みは毎回激戦だったりします。今回、ネットでの予約に出遅れてしまって参加出来ないだろうと諦めていた「ワンショルダーA4トートバック」制作ですがキャンセルが出て念願通り参加して作ることが出来ました

*前日の18時まで電話での無料キャンセル可能なので当日のドタキャンではなく私のようにやりたかった人が枠に入れるので、是非きちんと前日までにキャンセルしてもらうとありがたいです!

本体用の革を選んでいます。私はポケット付きなのでポケット用の革も必要でした。今回はこげ茶と明るいキャメルの2色からの選択でした

イタリア産牛革(ヌメ革)だそうです。1枚1枚生きていた個体なので個性があるので違いがあります。傷やシワや血管の跡などが目立つこともあります

ヌメ革とは、植物由来のタンニンを使用してなめされた高級皮革のことです。しっかりとした質感丈夫です。使っていくうちにこなれて馴染んで来てエイジング(経年変化)が楽しめます

*床面(裏側)もちゃんと確認して選びましょう!

銀面(表側の革)はキャメル色でポケットはこげ茶色を選択しました

最初の作業は床面(裏側の革)の処理です。トコノールをヘラで掬い取ってガラスの磨き板で擦ります

*手を掛ければかけるだけ滑滑になるそうですが時間もあるので頃合いを見計らって終わりを決めてやります

切り口(小口)にもトコノールを塗って木製の磨き板で磨きます

ベルト部分の横の切り口をトコノール処理しています

*長いベルト用の革は↑のように丸めてからトコノールを塗ると時短になります

ポケット用の革から2本刃の菱目打ちを使ってガイドラインを引いてから4本刃の菱目打ちを使って縫い穴をつけていきます

ゴム台の上に革を乗せてガイドラインに沿って4本刃の菱目打ちを当てて木槌で叩いて縫い穴を開けていきます

縫い穴を開け終えました

*手縫でも縫い目が揃って見えるのはこの縫い穴が揃っているおかげです

縫い糸はたくさんの中から自分で選択できます。今回はよく使うベージュより少し濃いめのベージュの革細工用のロウビキ糸を使います

縫い針(革細工用の先が丸い針)を2本使う平縫いで手縫していきます

ポケット用の革を手縫しています。縫い始めの2枚が重なる部分2回ぐるぐる巻いてる様子が分かりますか?

ポケットの手縫が出来上がりました

本体の底を縫い合わせてます。ハジはグルグル糸を回して強化しています

底の縫い方内縫い外縫いの2種類があるそうで今回は内縫いです。私は内縫いは初めてだと思います

底が縫い終え脇を縫い始めてます

こちらもハジは2重にグルグル巻いてますね

毎回?になっている脇と底部分の接合部です

*今回は型紙が違っていて分かりやすくなってました。型紙を撮るのを忘れてしまってます。残念!

脇と底をつなげています

底と脇を縫い終えてうちぬいなので革を表になるようにひっくり返す

初めての内縫いで表と裏の革をひっくり返す作業が初めてなので先生に手本を見せてもらってます

*返す作業は丁寧に返す作業しないと革に大きなシワが酔ってしまうので無理せず少しずつやるのがコツだそうです

本体が縫い終わりました

*ここで終わったも同然!と普段なら思うところですが。。。

ーファスナー付けとショルダー部分の縫い付けに苦戦ー

前々回にファスナーポーチ作りにチャレンジして2つ制作したのでファスナー付けになれたかな?と思ったのでオプションのポケットとファスナー付きにチャレンジしましたが時間が掛かり地獄を見ました

ファスナーの色は3種類から選べたのでポケットの色に合わせて選びました

*手前の革にファスナーを縫い付けてその革とポケット用の革と本体の革3枚を一緒に縫いファスナー付きのトートバックになります

ファスナーを縫い付ける革にガイドラインを引いて縫い穴をつけます

縫う前です。ファスナーと革の間に両面テープを貼り付けてから縫い始めます

スライダー側は折り曲げて縫ってます

表側はキレイに縫い目が揃っているように見えますが裏側から見ると縫い目がちょっとガタガタ

ポケットの重なる部分に両面テープを貼って3枚重ねて縫う準備をしています

*この部分の両面テープはもう少し幅がある方が良いですね。幅5ミリの両面テープしかなかったので2列にしてます

片側(ポケット有り側)革が3枚重なっている様子

3枚重ねた上から縫い穴を二本刃の菱目打ちで再度縫い穴を開けています

*今回指導の Y先生はこのやり方を推奨してます。きちんと3枚が重ねてある場合は時短になると思いますが私はこのやり方は初めてなのでちょっと苦戦しています

革が厚めで硬く縫い辛いけどなんんとか3枚重ねて縫い終わりました

2枚重ねる方の口周りを縫っています

*よくみると別の縫い穴が見えます。実は重ねて縫い穴を開ける方法で2枚の革の固定が甘かったために縫い穴がバラけてしまい途中で単独に再度ガイドラインを引き直して縫い穴を開け直しています

ベルト用の縫い穴を開け忘れて先生に縫い穴を開けてもらってます。使っているのは普通の千枚通しではなく菱目形に刃がついている特殊な千枚通しです

*こういう失敗をしてもリカバリを先生がしてくださるのもワークショップの良いところですね

レザークラフトは特殊な工具を使います。これは革を切る特殊なカッター(革包丁)です。このようにしっかり握れ力が入るのが特徴だそです

*ベルトの先端を切るのに使います(私は制作時間がないので先生にお任せしました)

〜出来上がりました〜

制作開始が10時半で昼休憩有りのワークショップで一応オプションなしの制作終了予定時間は4時半。。。オプションなしの2人もその時間に終わるはずもなく6時ごろでした。私はオプションありで8時まで掛かると見越してお昼は持参したサンドイッチを誰もいない階段脇で速攻で頬張りすぐ制作に復帰して頑張りましたが。。。なんと終了は9時の閉店間際

現場での出来上がり記念写真

先生も写真を撮ってくださってます

ー参加した3人の完成記念写真ー

①「革のワークショップは初めて参加です」とおっしゃってた方でオプションなし

ベルトの裏の文字がカワイイから見えるようにしましょう!というのは彼女のアイデアです。DIYが趣味で都内の高田馬場からの参加だそうです。初めてなので先生がつきっきりで指導されてました

②早朝の仕事を終えてバイクで来た!とおっしゃってた前にミニトートバック制作した時にご一緒した方でオプションなし

固い革だったのでショルダー部分の本体との縫い合わせ部分に手こずってましたが自宅でも 革細工をするそうです。なので革包丁に興味津々だった模様

③今回の Y先生に1年間みっちり習ってたとおっしゃっていた方で私と同じくオプションありで8時過ぎまで制作してました

1人こげ茶色を選択してました。こげ茶も良い色ですね

 ー 自 宅 で の 完 成 記 念 写 真 と 制 作 し て の 感 想 ー

うまく撮れずに映える写真にならないのが残念ですが高級なイタリア産ヌメ革を使ったステキなワンショルダータプのA4トートバックが出来上がりました。コロナ禍前にもA4トートを制作した時のことを思い出しましたが、あの時は店舗の終了時間に制作が終わらずに持ち帰って仕上げたのを思い出しました。当時より理解度が深まったと思い込んでファスナー付きにチャレンジしたのが無謀だったような。。。ま、私のレザークラフトは下手の横好きなんですw年齢を重ねるとバックは、手で持つよりも肩に掛けるか後ろに背負いたいのでなんとか制作の枠が取れてワンショルダー型が作れて嬉しかったです。世界に1個だけの私だけのバックで平年変化が楽しめるヌメ革なので大事に使っていこうと思います

ファブリックパネルの前で

上から見るとこんな感じ

ファスナーを開けるとポケットが見えます

ファスナーの末の部分

横から見るとこんな感じ

底の部分

2019年4月にハンズのワークショップを利用して作った愛用の栃木レザーの花柄押し模様がかわいいA4トートバックです。少し紐を長めにしたのでショルダーとして使うことも可能です。内側にマグネットホックがついてます

A4トートバック作り方はこちらを見てね

左は外縫いで右が内縫いと2枚の革の合わせ方の違いがわかりますね

底を見ても違いがわかります。左は底に鋲が打ってあるので使い勝手が良いですよ♡

玄関のフックに掛けて見ました。定番の置き場所はこちらかな。。。

帰宅時にコートなどを掛けておくエコカラットをDIY貼った壁です。少し帰りに濡らしてしまったので1晩ここで自然乾燥させました

《今回のおまけ。。。》

TAMURAKO のW先生にお願いしてあったショルダー用の革とバックルなど金具ですがワークショップ中に今回のY先生がすぐ使えるように加工してくださいました。すごく嬉しかったです

1月にハンズのワークショップを利用して制作したイングランドウールと裏地ベロア革を使ったトートバックです。以前作ったショルダーバック用の緑色の革を代用してましたがやっと専用のショルダー革になって嬉しいです

このトートバックです。作り方はこちらを見てね

3月にハンズのワークショップを利用して制作した丸底の巾着型バックです。こちらもそこは外縫いですね。ショルダーになるようにサイド耳を作って管を通してあるのでこちらもショルダーとして使えますが。。。こうなるとキャメル色のショルダー用革一式が欲しくなりますね

この巾着型バックの作り方はこちらを見てね

mizucchi

ルームクリップ(通称RC)に投稿し始めてからハンドメイドの楽しさを知りました。 小さな頃から周りの大人に不器用だと言われ続けられて来たしお裁縫や編み物などキチンとした技術のいるハンドメイドは苦手です。よくどうやって作っていいか知らない。。。わからない。。。とコメント欄に書かれてました。私も最初は見よう見真似で試行錯誤でやって来ましたが4月からワークショップという2時間程度の1日講習会を知りハマってしまいました。そこで学んだ手順などを多くの人に知ってもらい多くの人がハンドメイドに興味を持ってもらえ作る楽しみを共有出来たらなぁ!と思ってこのブログを始めました。誰でも出来るアイテムばかりです。レッツ、チャレンジですよ(^^)


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