やっぱりこの色が好き♡丸底のショルダーバックにもなる革の巾着の作り方
ハンズのレザークラフトのワークショップを利用して丸底のショルダーバックにもなる巾着を作ってきました 会場にあった見本品①の2点です。いかにも巾着って形の手縫いの革バックです
*見本品①の方は底の中に縫い目があって中表に縫い終わってからひっくり返します。外側に縫い目がありません
見本その②巾着ですが底の縫い方が違います
*先週別の会場で制作したからと参加者②の方が持ってらしたので撮らせてもらいました。今日はもう1個違う色で作りたい!という事で全く違う色を制作するそうです
*②は縫い目が外側に見えます。どちらにするか最後まで迷いました
牛革オイルレザーの シュリンク仕上げ(表面に細かい縮みじわをつけた革)です
*色はブラック、グリーン、ネイビー、キャメル、レッド、ダークブラウンから選べました
革紐も色がたくさん用意してあります
私がセレクトしたのはいつものように大好きなみどり色♡
*耳用の革と革紐とタグはキャメルを選びました
まずやる作業は床面(裏革) の処理をします
*トコノールという薬剤を塗ってガラス板で床面磨いていきます
コバ(裁断面)はコバ磨き用の木製専用ツールで 磨きます
耳用の革もコバを磨いておきます
床面の磨きが終わりました
銀ペンでハトメをつける穴の場所に印をつけています
*今回型型紙の写真に撮るのを忘れました。革と型紙を重ねて開いた穴からなぞって印をつけました
2本歯の菱目打ち金具で 縫い穴を開ける前にガイドラインを引いておきます
ガイドラインに沿って4本歯の 菱目打ち金具で 縫い穴を開けます
底用にも同じようにガイドラインを引いてから縫い穴を開けます
縫い糸(レザークラフト用蝋引き糸)は今回もベージュを選択しました
*レザークラフト用の針は先が尖ってないです。それでも指に刺さると血が出るので注意してください!
*針2本を使った平縫いで縫っていきます
見本品①では口作りの部分は切りっぱなしのままでしたが飾り縫いをしていきます
縫い終わりは返し縫いをして短く切った糸を焼き留めします
*レザークラフト用蝋引き糸なので炎を近づけると焼けて縮むことによって糸が固定されます
=ハトメ金具を取り付ける=
穴あけポンチを使ってハトメ抜き用の穴を開けています
*ちょっと形を変更したので最初に銀ペンでつけた場所とは違う場所にハトメの穴を開けることになりました
*銀ペンの痕は消しゴムでゆるゆる擦ると消えます(強く擦らないようにしましょう)
両面ハトメとハトメ工具(打ち具と打ち台)です
表革側から凸 部分を差し込んで裏革に凹部分のハトメをはめ込み打ち金具の上から木槌で叩きます
=タグに刻印をつけてみよう=
バックにタグがついてるとキュートでカワイイです。刻印は簡単にできるのでチャレンジしてみましょう
刻印用の金具です。種類もたくさん。。。迷いますね
プラの刻印用シートです。お手軽な値段で販売しています
*こちらを打刻するときは革に刻印シートを乗せ木の棒を当てて上から木槌で叩いて刻印を刻みます
ローマ字が描かれている刻印です。左側は刻印シート用の打ち棒です
ヌメ革で刻印内の練習させてもらいました
*刻印は革をスプレーなどで水で濡らしてから金具などを使って打刻します
↑は失敗で再度やり直しました
*縫い穴の部分を忘れてました。先に4目縫い穴を開けてから打刻してタグが完成しました
耳用の革2枚も縫い穴を開けて折っておきます
*折り畳みにくかったので水で濡らしてから折り曲げました
急遽売り場で販売していた丸管を購入して取り付けました
*本来はD管なのでしょうが売り切れで丸管にしましたが丸管でもカワイイかと納得しています
底を縫い始めました
*4点印をつけておいたのでその4点先に仮止めしてから縫い始めてます
あと少し。。。
余った革で革紐の留め具を先生に作ってもらいました
*実は革を切る作業はとても難しいのです。時間もないので先生にヘルプできるのもワークショップならではです
*この革紐の留め具は先週別の会場で作られた方のアイディアをいただきました
余った革で作った革紐用の留め具です
=完成しました=
私の作品です!
*ワークショップは地元ハンズ5Fの売り場の中でやってます
参加者①底の作り方は同じですが 耳をつけていないです。キャメルにダークブラウンの糸と革紐を使ってます
参加者②右が先週別の会場で作られたキャメル色で今日はブラックに赤のタグと革紐でおしゃれな逸品になっていますね
*細めの革にショルダー金具を取り付けて使い勝手も良さげです
=家でゆっくり記念撮影=
タグにつけた刻印は3種類(羊、リーフ、小花)です。ちょっと強く打ちすぎたような気がします
底の様子
上から見たところ
口を開けたところ
今は丸管に5mの革紐を取り付けてますが10mmくらいの革紐にチェンジしたらより使いやすくなりそうです
《作り終えて。。。》
オイルレザーのシュリンク革は厚みもあり平均的な縫いやすさ(縫いにくくもなく縫いやすくもないw)でした。生前の個性が革の模様に出るそうで今回私が選んだのは全体的に細かな皺が入ったモノではなく皺の入り方が部位でバラバラで歪な個性的なタイプです。こういう個性派は私が選んであげないと。。。とつい思ってしまうのですw飾り縫いが順調に縫えたので今日は楽勝!と思ってしまってましたがまた重ねて縫う耳の縫い付けに苦戦して縫い合わせが甘かったので先生に修正されてしまいました。時間もかなりオーバーしてちょっとトホホ。。。長らくW先生にお世話になってきましたが会社内での地位が上がられた?でお忙しくなったそうで来月から別のY先生が講師となって教えてくださるそうです
来月からワークショップで教えてくださる Y先生考案のカエル小銭いれwおもしろカワイイ♪
最近のコメント