冬素材(表地イングランドウール裏地イタリアベロア革)のかわいいトートバックの作り方

地元のハンズのワークショップを利用してバックを制作して来ました

こちらも良かったんですが。。。試作の現物を見てから。。。とは思ってましたがこの募集の写真で気持ちは行く前から決まってました

現場での見本品です。中の裏革の色は黒で持ち手はコゲ茶にオレンジの縫い糸使ってます

表地はイングランド産ウールです。グレーに見えますが少し茶系のウールが入っています

*裏革はチョコ(こげ茶)キャメル(明るい茶色)から選べました

持ち手用の革です

こげ茶ネイビーブルーキャメル(明るい茶色)黄色から選べましたが私が選ぶと思って「あなたが選ぶと思って緑を入れておいたわよ」と先生が笑って仰ってました

縫い糸(蝋引き糸)Dカンを留めるカラー革とベロ革

使う材料を自分で選択します。緑色好きなので選択はもちろん緑色をチョイスしました

今回の型紙です

*いつものトートバックなどの型紙とちょっと違う。。。革のハジ以外に縫い穴を開ける必要があります

裏革はキャメル(明るい茶色)を選んでます

*実はこの色をチョイスしたのが私的には大正解で目打ち銀ペンで付けた印がよく見えましたw

今回使う主な道具がひとまとめされてます

目打ち縫い穴をつけてます

目打ち縫い穴がなんとなくわかるくらいw

ハジはいつものように2本刃の菱目打ちでガイドラインを引いていきます

*生地が厚く伸びるのでガイドラインが寄れたり曲がりそうになるのでいつもより注意が必要です

4本刃の菱目打ちで縫い穴を開けてます

*私のように縫うのが得意でない人は特に縫い穴が大事なポイントとなるのでラインをキレイに揃える&しっかり開けるのを心がけると良いようです

カーブを描いた縫い穴は持ち手をつける縫い穴です

*曲線の所は銀ペンで再度縫い穴の印を確実にわかるようにしてから2本刃の菱目打ちです。あとで苦労する場所になるとは。。。

縫い穴を全部開け終えました

これはミニトートバックの口が開きすぎないように工夫された部材です

アンティークゴールドカラーホックボタンが付けられています

裏はこんな感じ

たくさんの縫い糸(革細工用の蝋引き糸)から本体用とそれ以外用をチョイスしました

*本体用は縫い糸が目立たないグレーを選択し持ち手などに使う糸はよく使うベージュを選択しました

縫い始め。。。

*今回はバック本体の口を包むように塗っていきます。平脱いで同じようににって行くだけですがかなり大変。。。

ハジは合わせた口に糸を巻きつけてから

縫い針をクロスのように入れて一気に引き抜くと平縫いで早く運針できるはずが。。。

生地が厚いのと通り辛いため一目ずつゆっくり塗ってます

*ここで重要だったのが正しい揃った縫い穴だったりします。2本のライン上の穴の場所が正確に開けてあったらもっと縫いやすくなります(お陰で反対側はよりスムーズに縫えました)

途中ボタン用の革をプラスして縫います

同じ縫い穴の幅なので3枚重ねて縫います

バックのまちの部分を縫い合わせています

*型紙には縫い始めの矢印が書いてあってその指示通りに塗っています

最後は返し縫いをして短く切ってボンドで止めています

底の部分を塗っています

*2目から針を入れて戻して縫い始めます

底が縫い終わりました

*重なる部分の縫い方を毎回先生に聞く私はヘタレです。。。ま、それが間違いないんですがねw

Dカンと金具を本体とを繋ぐ革です。縫い穴が5個開いてます

*縫い付けてからカシメを打つので穴が開いてます

この持ち手の手縫い部分は時間を考慮して先生がやってくださいました

*握りやすさと劣化しにくくするために中にビニールロープが入っています。綿ロープフェルトが入ってるタイプが多いそうです

D缶を取り付けるための革を脇に取り付けてます

*何針か縫った所で間違いに気がつきました。D缶が革に通っていない!

もう1点間違い発見!ベロを挟み忘れてます。ここもやり直しです。。。

*手縫いなので糸を切って引き抜くとやり直せます。これも自作ハンドメイドの良いところです

ベロを挟み縫い終えました

D缶ベロを縫い付け終えました

*本体の縫い糸をグレーにしているので縫い糸が目立ちませんね

取り手の小口に木製円盤のこば磨きを使ってトコノールで磨きます

トコノール処理をしておくと毛羽立つこともしにくくなり持ちがよく長く使えます

取り手を本体に縫い付けてます。返し縫いをして糸の先端を短く切ります

*印をつけた中心部分から振り分けて縫い始めています

 

片側の取り手の縫い付けが終わりました

*取り手1本縫うのに40分以上時間が掛かってます。縫い目の数は少ないけれどとにかく縫い辛い

残り1本のもう半分。。。

現場での完成記念撮影

*10時半に開始して終了時間は6時近くになってました

取り手が赤でベロはキャメルですね。とっともキュートな逸品ですね

↑はこの方の先週の町田店での制作品だそうでもう1個持ち手が別のカラーのバックを制作しに来られたそうです

もう1人赤の持ち手のバック制作しいる方は隣の男性でした。この方はピンクの縫い糸使ってます。中のベロア革の色はこげ茶の模様です

《ー自宅での完成写真ー》

緑の革が思った以上にシックで良かったです♡

付けたホックのお陰で広がりが抑えられ中身が飛び出すのを防ぎ使いやすそうです

簡単に外れます

底です

まちです。こちら側には、ベロDカンがついてます。カシメがアクセントになっています

中のベロア革のカラーがキャメルです

手持ちのショルダーバックのナスカンがついたショルダー紐革を散り付けてみました

↑のショルダー紐革はこのフランス産のヌメ革ショルダーバックのモノ。作ったのは2019年2月です。制作過程を書いた記事はこちらをみてね

【作り終えての感想】

今回の革は、かなり縫い辛かったです。そして、思った以上に縫う量自体も多かったです。10時半開始で昼食休憩を10分ほどしか使わず縫い続けてましたが、終了時は6時!1人はギブアップして取り手1本半を先生に任せて早帰りしました。私が終了してもまだ終えてない人も2人いて(昼食休憩をしっかり取ってたから)とにかく制作時間が長く掛かってしまいました。先週別の店舗で同じ内容で終了が7時を回っていたので、先生が気を効かせて持ち手の縫い合わせなどを手伝ってくださったんですがねwそれだけ大変な思いをしたからもありますがとにかく出来上がりを見て「カワイイ!!!」と声が出ました。色の組み合わせが良いチョイスだった模様♡実際に使ってみました。長財布、キーケース、携帯電話、飲み物、ミニタオル、買い物バックなどの荷物を中に入れましたが革が柔らかいからか思った以上に荷物が入ります。そして軽いのも魅力かもしれません♡これから大切に使っていこうと思います。「ウールの表面の汚れ予防で撥水スプレーをかけておくと良い!」&「ウール用洗剤で固く絞った布で汚れを拭き取る!」という有難いアドバイスを先生からいただいたので実行しようと思います

防水スプレー防汚処理しました

【今回のおまけ画像】

先生が履いていたカッコイイ革のブーツ♡革の街全体でのセール時に格安で購入したそうです

mizucchi

ルームクリップ(通称RC)に投稿し始めてからハンドメイドの楽しさを知りました。 小さな頃から周りの大人に不器用だと言われ続けられて来たしお裁縫や編み物などキチンとした技術のいるハンドメイドは苦手です。よくどうやって作っていいか知らない。。。わからない。。。とコメント欄に書かれてました。私も最初は見よう見真似で試行錯誤でやって来ましたが4月からワークショップという2時間程度の1日講習会を知りハマってしまいました。そこで学んだ手順などを多くの人に知ってもらい多くの人がハンドメイドに興味を持ってもらえ作る楽しみを共有出来たらなぁ!と思ってこのブログを始めました。誰でも出来るアイテムばかりです。レッツ、チャレンジですよ(^^)


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