柔らかでカラーバリエーションが豊富♡手縫いで作るミンクルレザー「スクエアポーチ」の作り方
地元のハンズのレザークラフトのワークショップで手縫いのスクエアポーチを作りました

ミンクルレザーって何?と思いましたがクロームなめしの牛革の事なのです
*よく使うのがタンニンなめしの牛革ですが染色に時間もかかり革質が少し硬めです
*短時間で染まるのでクロームなめしの牛革の方がお値段が安く革質も柔らかくできるそうです
12色揃ったミンクルレザーです。発色が良いのもミンクルレザーの特徴だそうです
*上の段が茶、こげ茶、白、黒、オレンジ、グレーベージュ
*下の段が灰色、ローズピンク、青、赤、緑、黄色
レザークラフト用の蝋引き糸です。この中から各自糸を選んで手縫いします
先生が事前に作られた見本品(青の革に縫い糸は黄緑色)です。ファスナーがチャームポイントですね♪
物差しで測って1.2mmの幅で銀ペンで印を付けてます。銀ペンで付けた印は消しゴムで消せます
耳用の革の切り出しです。ハサミで切り落としましたがカッターで切ってもOKです
裏面(トコ面)に毛羽立ちを抑える薬剤を塗って毛羽立ち防止処理をしました
*薬剤を塗り広げてからガラスへらで革を磨きます
*耳用の革のハジの部分はクルリと丸めて磨き棒で薬剤を刷り込みました
*今回のような柔らかい革の場合革自体が伸びる可能性がある(微妙にサイズが変わる)ので強く磨きすぎないことも大事です
この後切った革は6cmの長さに2つ切りました(長くしても短くしても好みでOK!)
今回のファスナーはエレメント部分に色んな色が発色していてカワイイです
*先生がYKKのファスナーとちょっと違う部分があるので外国製?かなと。。。
*両面テープを使ってこれからファスナーの仮止めをしていきます
仮止めを革の表側から見たところ
*先に開けた縫い穴の2つ目と下止(したどめ)が同じ位置に来るように指導されました
*縫い穴が真っ直ぐ開けてあれば縫い目が真っ直ぐに見えるので穴あけは大事な作業です
ファスナーを縫い付けていきます。縫い糸は赤を選びました
*5mm幅の菱目打ち金具で縫い穴を先に開けてます
*先に両面テープでファスナーと革を仮止めしています
*上1cm開けてます(後々に開けた意味が出てきてわかります)
*ミンクルレザーは柔らかいので糸を引っ張りすぎないよう注意!だそうです
裏側です。最後に返し縫いをしておしまいになります
*糸は短く切って焼き止め(ライターで糸に火をつける方法)します
↓前の方が折り畳む部分の指導を先生から受けていたので撮らせてもらいました
先生が丁寧に各々の場所に出向いて直接指導してくださるので初心者でも安心して参加できます
ファスナーを手縫いで縫い付けた後です
*耳部分は既に真ん中に両面テープで仮止めしてます
印を付けておいてから革を折り畳む実演
畳む前です
*表革の縁にぐるりと両面テープを付けてます
途中画像です。牛乳紙パックみたい。。。とは良い例えに思えました
*ここを丁寧に決まった場所に革を合わせる事が出来上がりに響いてくるようです
縫い穴を開けし始める前のたたんだ状態です
上から8mm開けたところに先に銀ペンでラインを引いてます
*先に耳部分に2本目の菱目打ち金具で縫い穴を開け1本目の菱目打ち金具で耳の両脇に縫い穴を開けておいてます
*ファスナーごと縫うので重なった部分は厚みがありますが今回のミンクルレザーは柔らかくてさほど大変ではありません
片側が縫い終えました
上下縫い終わりました
完成ですが中表になっているのでこの後表革が外側になるようひっくり返す作業が待っています
*硬めの革の場合表に返す作業は大変ですがこのミンクルレザーは柔らかいので容易でした
*ざっくり返した後角になる部分などは丁寧に引っ張りすぎないように成形していきます
《完成写真》
製作終了予定は3時間予定でしたが6人中4人が3時間内に出来上がり私も4人分の写真撮影ができました
残り2人(2人とも赤い革使用)も多分予定時間30分オーバーくらいだと思って見てました。
要領がわかれば製作は1時間コース?かも
革の色もそうですが縫い糸が変われば印象も違います
参加者①青い革に青の縫い糸です
参加者②ローズピンクの革に薄いピンク色の縫い糸です
参加者③白の革にグレーの縫い糸です。持参の人形(衣装は自作だそうです)を添えて♡
私の製作したポーチの出来上がり写真です
赤い縫い糸が目立ちます。一応縫い目が揃ってますw
横幅14cmほど
縦幅と高さが8cmほどです
《作り終えての感想。。。》
2月中旬にあった革のワークショップ以来3ヶ月?久しぶりの革のワークショップ参加でした。その時は制作途中で気分悪くなって車椅子で現場を途中退場しました。今回その時の参加者もいらしたので最初ちょっと気まずく感じましたが。。。作り始めたら全集中wやっぱりモノを作るのは楽しいですね。今回のスクエアポーチの製作は、作り方を知ればなるほど!とみなさん感嘆の声が上がる工程でした。布でミシン使うともっと簡単にスクエアポーチができちゃう?なんて妄想ができるほど見た目より作る方法が簡単。。。ファスナーを付けてたたんで縫うだけで手縫いで縫う距離が短いので簡単!革の大きさを変えればもう少し立方体に近い形や細長い形も作れます。今回使っていたファスナーがカワイイ!と参加者全員が居てましたがもう在庫がほとんどないとのことで、残念ながら今回でこのデザインのポーチ製作ワークショップは終了とのことでそれがちょっと残念です。
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