今度はファスナーも付いてるよ♪シェリンク革の横型トートバックの作り方
今回の見本品です。横型トートバックでファスナーが付いてます
東急ハンズは革細工関連のコーナーが充実していて2ヶ月に1回くらい革関連のワークショップが開催され私はここで簡単なカシメで打っただけのトレイ作りから少しずつチャレンジしていってます。今回は初のファスナー付き。。。裁縫が苦手で中学高校の家庭科でファスナー付けは母に丸投げしたツケがまさか今頃降りかかって来るとは。。。でもこれでちゃんと覚えれば良い事があるハズ
シンプルですがカワイイ形のバックです。これが自分の手で手作りできるなんて。。。ただし時間制限あるので頑張ら無いといけません。前回は取っ手の飾り縫いが終わらなかったので針と糸を持ち帰り家でプラス3時間夜なべして完成させました
表の革です。革は沢山の色や加工の種類が違う中から選べました。迷いに迷って私が選んだのは。。。やっぱりアレw
取っ手の裏の革とファスナーです。こちらも沢山の中から自分で選びます
糸も沢山の色が有ります
私が選んだのは柔らかめの緑のシュリンク革
底鋲用金具にも3種類から選べてシルバーを選択
今回使う主な道具
まず革にトコノール処理します。ガラスのヘラで満遍なくつけて擦ります
革の小口は目打ちでトコノールをすくってヌメ革で擦ります
上はトコノール処理が終わった革下はこれからの革
型紙に合わせて銀ペンで取っ手をつける場所などの印をつけます。黒い点は裏の底鋲用金具の場所です
目打ちで裏鋲の置く位置に穴を開けておきます
革の表側に2本刃の菱目打ちで縫い穴のガイドラインを引いてます
4本刃の菱目打ちで縫い穴を開けてます
ゴム台に革を乗せ木槌で叩いて穴が開けました。バックともなると沢山の縫い穴をあけなければなりません
底鋲金具を取り付けた所この時点で開始から2時間半経過で1時半になってましたw
糸の色を選びました。ベージュ色を選択しています。ファスナーと同じ色にしました。ロウ引き糸を使い針を2本使う平縫いをしていきます
針2本をクロスするように革に入れ両方いっぺんに抜くと平縫いになってます
ポニーと呼ばれる革を挟む補助道具を使って少し縫い始めて2時になったのでお昼休憩になりました
ファスナー付けです。細い両面テープで革とファスナーを仮付けしてクリップで留めてます
ファスナーの付け根は2重に糸を回して縫い始めてます
ファスナーもポニーを使って縫ってます
片面全部縫い終えてからかなり縫い目がおかしい失敗してる。。。と気が付き縫い直す事にしました 。。。悲しい。。。
まだ下手くそですが時間がないので妥協します
両側縫い終わりました。まあコレならなんとか見られるレベルかな。やっぱり縫い直してよかった!
底の中心を合わせ縫いしました。糸の終わりは焼き留め処理(短く切ってライターで火をつけて焼玉にする)してます
脇を縫ってます。実はウッカリして当初の予定とは違ってるんです。。。
今回のは左のショルダーバックの脇の縫い方と同じなのがわかるでしょうか?つまむように塗ってますね。当初は右のトートバックのような重ねた脇縫いにする予定だったのです。それにしても緑の革のバックばかりwww
A4トートバックの作り方の記事はこちら
底を縫い始めてます。1個空けて返し縫いしてます
底を縫い終わりましたぁ。4枚革が重なる部分もあるのでちょっとドキドキしました
本体が出来上がりました。ファスナー部分を縫い直した分時間が推してます
先生が取っ手部分の革にゴムノリを塗って硬化させている様子です。これを塗ると革が硬くなります。自転車のゴムチューブの修理に使うのと同じよ!と先生が教えてくださいました
取っ手を本体と合わせて仮縫いしてます。真ん中から縫い始めて4分の1縫えた所で8時になり5人中完成したのは1人のみw残りは糸と針をいただいて家で仕上げる事になりました
唯一時間内に完成した若いお嬢さんのバック。お母さんとお兄さんと3人でいらしてバック作るのは初めて!との事。器用というのはこう言う方の事を言うのです
仮縫いして持って帰ってたのでこれから縫います
ポニーはもう無いので股に挟んで平縫いをしました
取っ手の部分はハジを2重に縫ってます
やっと縫い終わり完成ましたぁ!
ハンドメイドで作品が完成するとここで記念撮影するのか恒例になってます
実際の置き場所は玄関なのでフックにかけてみました
キットで売っていたヌメ革のチャームを付けました。このヌメ革のサンダルチャームの作り方の記事はこちら
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