今度は持ち手(ストラップ)も付けました♪L型ファスナー財布ミニの作り方

ハンズのワークショップでミニサイズのストラップ付きL型ファスナーケース作ってきました 使う道具:ゴム台、木槌、トコノール、両面テープ2本刃菱目打ち金具&4本刃菱目打ち金具針2本目打ち、カッター、鋏、銀ペン、クリップ、ガラスへら、木製丸型へり磨き、うち台など

左は中のポケット用、持ち手用の革、右は本体用の革です

*本体の革はこげ茶、青、緑、黄色、赤、明るい茶色から選べました。革表面の凹凸は本革なので元の個体の個性によって違います(私は凹凸が激しいのが好き)

*持ち手(ストラップ)も同じ色ように種類がありました

ジッパー(ファスナー)も色が選べます。ナスカンとホックとDカンも必要です

ジッパー(ファスナー)の色はこげ茶、黒、赤、ベージュから選べます

レザークラフト専用の縫い糸です

*レザークラフト用の縫い糸は蝋引き糸を使います

今回の私のチョイス

*夫が申し込みのモデルの写真を見て青が良いと希望したのでこの組み合わせにしました

2023年10月にハンズのワークショップを利用して作った今回より少しだけ大きいタッセル付きL型財布です。作り方はこちらを見てね

= 今 回 の 主 な 作 成 手 順 =

①革の裏側に毛羽立ちを抑える処理剤(トコノールなど)を塗り込む

②型紙を当てて銀ペンで写してカッターで切り出す

③切った革のコバ磨き

④ポケットを作る

⑤ガイドラインを引いてから本体の縫い穴を菱目打ち金具で開ける

⑥本体とジッパー(ファスナー)にゴム糊をつける

⑦待ち時間に持ち手を成形(ホック付け)

⑧ファスナーを仮止めした後革に縫い付ける

⑨耳とポケットを挟んで片面を縫う

❶革の裏側に毛羽立ちを抑える処理剤(トコノールなど)を塗り込む

ますはトコ面(革の裏側)の毛羽立ちを抑える薬剤をガラスヘラで薬剤を塗り込みます

❷型紙を当てて銀ペンで写してカッターで切り出す

表側に型紙を当てて銀ペンで切り取り線を描いています

カッターで切った後でファスナーを取り付けのため目印を革の裏に付けておきます

ナスカン付きホルダー用Dカン用の革を型紙を当てて切り出します

*丸印は後でポンチで穴を開けるための目印です

❸切った革のコバ磨き

磨き棒で小口磨きしています。カッターで切った断面にも処理剤を塗り込んでおきます

❹ポケットを作る

小銭などを入れるポケット用の革もカッターで切り出します

両面テープをL字に貼り付けてポケットを作る準備をします

L字に縫い穴を開け下側の長い一片のみ先に縫っておきます

*ポケット用の縫い糸は薄茶色を選びました

❺ガイドラインを引いてから本体の縫い穴を菱目打ち金具で開ける

2本刃菱目打ち金具で縫い穴を開けるためのガイドラインを引きます

4本刃菱目打ち金具ゴム台の上で木槌を使って縫い穴を開けます

*カーブの部分は2本刃菱目打ち金具で均等に縫い穴を開けていきます

❻本体とジッパー(ファスナー)にゴム糊をつける

ゴム糊を革の裏側とファスナーに塗りつけます

今回写真を撮り忘れたので。。。私の財布を作った時のゴム糊をつけた様子

《 ゴ ム 糊 と は ? 》

ジッパー(ファスナー)をつけたい時に便利な仮止め用としてゴム糊を使います。何回も修正できるので便利です

①ゴム糊は生ゴムに増粘剤、促進剤、充填剤などを添加したものを溶剤に溶解した液剤です

②ゴム糊はとても伸びが良く広い範囲に塗りやすいです

③塗布したゴム糊同士はくっつく仕組みなので片面だけでは接着しません

④塗って少し乾かして指で触って指にゴム糊がつかないくらいが接着する頃合いです

❼待ち時間に持ち手(ストラップ)を成形

今回使うDかんナスカンです

見本を見て次はポンチで穴開けだなとわかりました

革のくびれている所までナスカン通します

*ナスカンに持ち手用の革を通すのが窮屈でちょっと大変でした

ホックを取り付けます

*打ち台は凹面を使ってます。指し棒を中に入れて上から叩きます

*ホック付けは何回やっても覚えられなくて今回は強く叩きすぎて潰して大失敗

*先生に外してもらってもう1回やり直しました

反対側は下の打ち台は平たい面を使います

*自信を持ってしっかり叩きましょう!途中で様子を見るために外すのがズレる原因だそうです

持ち手(ストラップ)が出来上がりました

❽ジッパー(ファスナー)を本体に仮止めした後革に縫い付ける

ゴム糊が良い塩梅で乾いてきたのでジッパー(ファスナー)を乗せて仮止め

ジッパー(ファスナー)上止の位置真ん中になる位置は先に銀ペンで印がついてます。そこに合わせるようにおきます

*カーブの場所は何回もやり直しができるので大きなタックにならないよう微調整しましょう

*この後もう少しタックが小さくなるようやり直ししています

片面ずつ縫います

片側縫い終えた所。ジッパー(ファスナー)スライダー部分を出して縫いましょう

❾耳とポケットを挟んで片面を縫う

写真を撮るのを忘れたので前回の様子です

*縫い穴がしっかり空いていれば革が4枚重なりますが縫うのは難しくないです

《現地での記念写真です》参加6人のうち4人の記念写真です。あと2人は製作中で残念ながら写真撮れませんでした

*同じ青の本体ですが縫い糸とジッパー(ファスナー)とストラップの色で印象が違いますね

ポケットに小銭も札も入るしカードも入ります

ポケット用の革を挟んで縫っているので違う色の革がチラリと見えアクセントになっています

2023年10月に作った左側のタッセル付きのL型ファスナーケースとの比較です

*ほんの少し左側が大きいのがわかりますか?

タッセル付きのL型ファスナーケースに今回の持ち手をつけるために解いて縫い直しました

材料を550円で購入してワークショップの作業中にここまで作ってきました

目打ちで糸を解いています

*手縫いの良い点は縫い直しができることです

耳にDカンを挟んで片面縦のラインは全部縫い直しました

2つ並べて記念写真を撮りました

大きさの違いはこの程度

《作り終えての感想。。。》

半年前に作ったはずなのに覚えてないもんですねw事前にブログ記事を読んで予習もしたのに。。。特に今回戸惑ったのが持ち手(ストラップ)の成形でホックの組み合わせが全然覚えていないし打ち台と打ち棒の組み合わせもキレイに忘れていてかつ強く叩きすぎてホック自体が潰れるハプニング。。。先生に外してもらってやり直ししましたがもう少しちゃんと覚えよう!と(多分毎回ホック付けの作業で言ってる気がしますw)思います。去年制作した方にも持ち手(ストラップ)が付けられてより使いやすくなりました。夫が喜んでくれてるので私的にも満足です

mizucchi

ルームクリップ(通称RC)に投稿し始めてからハンドメイドの楽しさを知りました。 小さな頃から周りの大人に不器用だと言われ続けられて来たしお裁縫や編み物などキチンとした技術のいるハンドメイドは苦手です。よくどうやって作っていいか知らない。。。わからない。。。とコメント欄に書かれてました。私も最初は見よう見真似で試行錯誤でやって来ましたが4月からワークショップという2時間程度の1日講習会を知りハマってしまいました。そこで学んだ手順などを多くの人に知ってもらい多くの人がハンドメイドに興味を持ってもらえ作る楽しみを共有出来たらなぁ!と思ってこのブログを始めました。誰でも出来るアイテムばかりです。レッツ、チャレンジですよ(^^)


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