これくらいの大きさの財布が欲しかった♡ゴート革ファスナー付きミドルウォレット(中型財布)の作り方

ハンズのワークショップを利用してレザークラフト作品ゴート革ファスナー付きミドルウォレット(中型小銭入れ)作ってきました

*ファスナー付きでカードも札も小銭も入るちょど良いサイズ♡

部材はその場で自分で好きな組み合わせを選べます(写真では伝わらない質感の良さ♡)

*今回用意されていたのは本体用ポケット用とのゴート革(山羊革)6色緑、黒、赤、グレーベージュ、紺色、茶色)です

*ファスナーは、黒、ベージュ、茶色、赤から選べました

レザークラフト用の糸蝋引き系でたくさんありすぎるくらいの中から選べます

*選択に迷う方は早めに会場に来てゆっくり時間を掛けて悩むことをお勧めします

ゴート革の部材6枚とファスナーと縫い糸の色を選びます

*外ポケットのみグレーベージュにし残りは緑色を選択しました。ファスナー茶色縫い糸緑色グレーを選びました

まずは革の裏側(トコ面)の処理。処理材を塗ってガラスヘラで擦り上げます

切り口(木端=コバ)は今回はヌメ革のハギレで磨きました

型紙を当てて縫い穴を銀ペンで印をつけましたが。。。

型紙を革に合わせてクリップでとめて 型紙の上から菱目打ち金具縫い穴を開けていく方が簡単で時短のようです

4枚とも同じ型紙を使い縫い穴を開けました

1枚は2本刃の菱目打ち 金具でガイドラインを引いてます

外ポケットを本体につける準備です。3mmの両面テープコの字形に貼り付けてます

両面テープで接着した後で縫い穴を開けます

*直線部分は4本目、カーブの部分は2本目で開けます

*ちょっとしたコツ=最後に目が詰まったり空きすぎたりしないよう反対側からも開け始めてカーブの所で縫い穴の調整をします

グレーベージュにはグレーの縫い糸をチョイスしました

ビニモ ダブルロー 34と書いてありますね。ビニモはミシン系に蝋がたっぷりついた手縫用の糸です。34が色番号です

2番目の穴から入れ始めて1番目(本体のみ穴が開いている)に針を通し糸を2重に巻いて強度を出します

先生のデモンストレーション(お手本を見せてもらってます)

*3つ目の縫い穴までは本体のみの飾り縫いで4つめからファスナーと一緒に革を縫います

上止(前止)に4つ目の縫い穴を重ねてます

*縫い穴に両面テープを貼り付けてファスナーの仮止めをしてから縫います

今回の肝①。。。ファスナー付けさえクリアーすればあとはいつもと同じ縫うだけここの場所決めがめちゃ大事!

両面テープで仮押さえして表から見たところ

ファスナーを縫い付けてます

*今回は割と裏面も縫い目が揃っているようですw

*表から見て揃っていてもファスナー側の縫い目が揃ってないことが私は多かったです

*上耳は折ってハの字にしてます

下耳側も残り4目までファスナーと革を合わせて縫って残り3目は革のみ飾り縫いです

*ファスナーの下耳側の始末はどうするんだろう?と疑問に思ってましたが。。。出来上がってビックリしましたがネタばらしするとこのままでOKなんですよw

革を重ねて縫い穴を開けています

*型紙を当てて先に目打ちで印をつけてあり銀ペンで線を引いてます

縫い終わりました

蓋になる部分の縁の飾り縫いはポケットと同じグレーの縫い糸にしました

*縫い糸をどの色にするかで印象がかなり変わります。今回目立たない色をチョイスしてます

3枚重ねて真ん中の1枚は縫わないように避けて外側2枚を縫い始めます

*真ん中の1枚は邪魔になるので折ってます。不思議な制作過程ですがこれが後でびっくりするんです

いつものように縫い始めは強度を増すため2重に糸を渡して縫い始めてます

カーブも綺麗に縫えました

裏返しして先生に形を整えてもらってます

*木槌の底で叩くと革に傷がつくので木槌の腹を使ってます

また中合わせ(中表)になってます

最後の手縫いこの時点で終了予定の3時間をオーバーw

半周グルリと最後の手縫いを縫い終えました

裏から見るとこんな感じ

*縫い終えたので中表だったのでひっくり返します

今回の肝②。。。革を中表から表にひっくり返す時は少しずつ怖がらずに返していく

表に返してからバネホックをつける準備をしています

*銀ペンで印が付いている場所に下に小さなゴム板を敷いてポンチで穴を開けます

バネホックの凸側が出来ました

*凸側はしっかり取り付けるために打ち棒を当てて木槌で強く叩きます

バネホックの凹側は潰れない程度に優しく叩きます

*本体の革の保護のために丸い革を噛ませています

*中の2本戦が縦になるような向きで取り付けます

バネホックが完成です!

*出来上がり後何回か当てたり閉じたりして確認しましょう

《現地での完成記念写真》

今回は2部制で午前からの部は4人参加でした。3時間ではなくおおむね多少の前後はありましたが4人とも4時間近く制作には掛かってしまいました。品質の良いゴート革(山羊革)を使って素敵なミドルウォレットが完成しました

①私のミドルウォレットの完成写真♪ ②表は緑に赤の蓋ですが裏は赤に黒のポケットで多色使い こちらも多色使いで紺色に緑色の蓋で裏は緑に赤のポケットです

*今回のデザインは多色使いも可能でポップな印象の仕上がりになりますグレーベージュ1色の上品な仕上がりです♡

《我が家での完成記念写真》

サイズは13cm×10cm×3cmです

後ろポケットにはSuicaなどのカードが別に入れられます

小銭入れとカード入れと札入れが分かれています

*裏の縫い目もなかなか揃ってて私の手縫い力も進歩しましたねw

小銭もカードもお札もたくさん入れられます

*バネホックには革が挟んで取り付けてるので丈夫です

中表にして手縫していたので縫い目は見えません

ゴート革(山羊革)なので70gと軽いです

【作り終えて。。。】

長財布では大きくて重すぎ小銭入れではカード類が入りきらずその中間の大きさの財布が欲しいなあと常々思っていました。ゴート革のバックを作ってからゴート革(山羊革)ってこんなに縫いやすくて軽く扱いやすい革なんだあ。。。とゴート革がとても好きになりました。今回好きなゴート革を使ったアイテムが作れる!しかも欲しかったミドルサイズの革財布♡4枚の部材を使って中表に縫いひっくり返すという作り方をしてます。ファスナーの付け方がとても簡単で最後の最後にちゃんと出来てるかな?と思える不思議な制作過程でした。こういう革小物制作はほんとに趣味と実益を兼ねてて実際にバックに入れて使うのが心待ちで匡のしみです。

 

mizucchi

ルームクリップ(通称RC)に投稿し始めてからハンドメイドの楽しさを知りました。 小さな頃から周りの大人に不器用だと言われ続けられて来たしお裁縫や編み物などキチンとした技術のいるハンドメイドは苦手です。よくどうやって作っていいか知らない。。。わからない。。。とコメント欄に書かれてました。私も最初は見よう見真似で試行錯誤でやって来ましたが4月からワークショップという2時間程度の1日講習会を知りハマってしまいました。そこで学んだ手順などを多くの人に知ってもらい多くの人がハンドメイドに興味を持ってもらえ作る楽しみを共有出来たらなぁ!と思ってこのブログを始めました。誰でも出来るアイテムばかりです。レッツ、チャレンジですよ(^^)


あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です