制作体験で作ってきました!BUNACO(ブナコ)製法を使って木製の器の作り方
ブナの端材を使った木工製品BUNACO(ブナコ)ミニで木製の器を制作してきました
「ツガルツナガル津軽観光フェア」の津軽観光キャンペーンの一環で制作ワークショップを開催してました
*場所は大宮駅の中にある駅旅コンシェルジュ大宮内でした。地元なのに存在を知らなかったw
*今回の催しはJR東日本公式サイト内の最新のニュースリリースでイベント情報を見つけました。残り1枠で滑り込み参加
【橅(ブナ)とは。。。】
橅(ブナ)は日本の温帯林を代表する落葉広葉樹です。水分の含有が多く腐りやすいため加工には不向きの木材です。曲がりやすいので曲木として使われてたりします。青森県津軽平野から秋田県能代にかけての白神山地はブナのまとまった天然林が広がっています。
【BUNACO(ブナコ)とは。。。】
日本一の蓄積量を誇る青森県のブナの木を有効利用するために開発されたブナコ株式会社独自のユニークな製法で作られた手作りの木工作品です
全くの初見でこれは何?どうやって形を作っていくの?状態でしばらく講師の方の説明を聞いてました
別のテーブルです。仕上げに使う糊?のようなものらしいです
参加者各自のテーブルの上に置いてあったのはこの2つだけ
*制作体験ミニ(15センチの巻板使用)でBUNACO(ブナコ)の制作体験をします
*バームクーヘンのような材料(巻板)から湯呑みを使って好きな形に成形していきます
*湯呑みは無印良品で売っている普通の湯呑みだそうです
*湯呑みは飲み口が反っていない事と持ちやすい大きさである事と力を加えるので耐久性も大事だそうでこの無印良品の湯呑みが一番使いやすいとおっしゃってましたw
講師の方が見せてくださったのは橅(ブナ)の薄い板
橅(ブナ)の薄い板を繋いで細くテープ状にした橅テープ
使う材料は丸い板に橅テープをただ巻いてあるだけの巻板だと説明を受けました
ちょっとボケ写真ですが湯呑みの持ち方の説明中
*実際やってみると正しい持ち方をすることが大事だとわかりました
湯呑みを使って押し付けて少しずつ橅テープの間を引き伸ばしています
内側に湯呑みを当ててグイグイと圧をかけて間を伸ばしてます
*ストレートに立ち上げて高く台形状にするのは難しい技術だと言われてチャレンジしています
ベテランの講師の方が仕上げを確認してくださいました
*この木の道具は手作りだそうです
*目標は底に丸みを出さないストレートな立ち上がりタイプなので講師の方に少し手直ししてもらっています
私の作品が出来上がりました
内側に糊を刷毛で塗っています
*形をキープする為に糊を塗っています
*この糊は木工ボンドと水を1対1で薄めたモノです
*前に違うハンドメイドで同じように薄めた木工ボンドを塗って紙や麻紐を固めたことがあったのでなるほど!と腑に落ちました
持って帰るために内側のみ塗ってます
製品の色見本です
*これらは全てウレタン塗装だそうです
いろいろなBUNACOの木工アイテム
*弘前市と西目屋村のふるさと納税返礼品として製品を提供されています
《 家 で 仕 上 げ 》
ワークショップは時間が限られた中なので家で作業の続きがあります
家に帰ってから仕上げをします
外側にまだ糊を塗っていません。サンドペーパーで磨くと綺麗な仕上がりになるというのでやすらないと
外側に糊を塗ります
内側にも再度糊を塗ります
家にあったジェルステインを塗ろうかと思いました
中からジェルステインを塗りましたがちょっと色合いが濃くて気に入らない。。。
外側は家にあったカラーオイルを塗りました
これならまあ納得の風合いかな
中はもう1回紙やすりで擦ってからカラーオイルを塗り直しました。直径は15センチ
高さは8.5くらい?高さを出すのは重なりが薄くなるので難しいので頑張りました!と褒められました
耐水性や強度はそれほどないのでフィルムに入った軽いお菓子程度しか使えないそうですがエコで味わい深い作品に仕上がりました
この形を見て閃いた。。。w
ふと思いついてガラスシェードを割ってしまったランプに被せてみました。シェードとして使うなら白に塗装し直したら見栄えが倍増しそうです
でも土台がないと安定しないので工夫しないと使えない。。。
ガラスシェードを割ってしまってます
傘を支える台は100均のこれを切って使います
細長い電球が飛び出てしまってたので中の電球も替えました
やっと使えます
下から見るとこんな感じ
こんな感じ♪
ドライフラワーの器として♪
秘密兵器使ってますw
中にこんな感じで設置して使います
《 お ま け ♪ 》
興味のある方はブナコ株式会社の西目屋工場を訪ねてみてください!
《作りおえての感想。。。》
全くの偶然でこのイベントの存在を知りました。全く予備知識なしで作り始めましたが誰でもできるけれど一定の形に仕上げるのは習熟が必要そうです。講師の方曰く「歪みは味でかえって熟練工には出来ないので出来た作品は唯一無二のオリジナルですから可愛がってください!」との事。頑張って作ったので長く愛用したいと思います
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