手縫いで3時間で出来ます♪ミニトートバックの作り方
ハンズで開催されたレザークラフトのワークショップでミニトートバック作りました
まず席に着く前にやることは革選び♪
*今回は2トーンカラーのバックで、赤・紺・水色・黄色・茶色・緑の中から2色選びます。選ぶ色の組み合わせで全く違う印象になります
「緑色好き」の私が選ぶのはもちろん緑色ですが組み合わせるもう1色は黄色をチョイスしました
*下半分と取っ手は同色になります。汚れを考慮してこういう場合濃い色を選ぶのが無難だと思います
革の裏面をトコノール処理します
*TAMURAKOのトコノールを裏革に塗りつけてガラス板を使って丁寧に擦り広げていきます
へり磨き(コバ磨き)はこの丸形のヘリ磨き使います
*目打ちでトコノールを掬ってへり(コバ)に塗りつけた後すりすり磨きます。凹になってる忘れずに革の角は目打ちでスリスリ磨きます
下側の底になる革(緑色)1枚、取っ手になる革(緑色)2枚、上側の革(黄色)2枚の裏革とヘリのトコノール処理が終わりました
*この時点で開始から30分経過でした。まずまずの時間経過
型紙に合わせて目打ちで中心点に印をつけています
2本刃菱目打ちでガイドライン(縫い穴を開ける線)を引いていきます
*ヘリに刃を当ててゆっくり滑らすと薄くガイドラインが引けます
取っ手を付けるためにカシメを打つ部分はポンチで穴を開けています
*型紙と革を重ねてポンチの穴をあける場所に目打ちで目印をつけてます。ガイドラインと先に目打ちでつけた中心点の目印が見えますね
ゴム台に革を乗せ穴開けポンチを当てて木槌で叩くと簡単に穴が開きます
*取っ手をつけるための穴なので穴は8つ開けました
4本刃菱目打ちを使って縫い穴を開けていきます
*ゴム台に革を乗せて4本刃の菱目打ちをガイドラインに当てて上から木槌で叩いて縫い穴をつけていきます
実はこの縫い穴をキレイに真っ直ぐしっかり開ける事が手縫いでは大事になってると今は思ってます
*縫い穴に合わせて塗っていくので曲がっているのは縫い穴が曲がってるってことです。ちゃんと穴が空いていないと針を通すときにとても苦労します
縫い穴が全部開け終わりました
縫い糸を選びます
*レザークラフトの手縫いで使うのはこの蝋引き(ろうびき)糸です
私が選んだのはベージュ色108番
レザークラフト(革細工)の手縫は針を2本使う平縫いで縫っていきます
先生が針の通し方を丁寧に教えてくださってます
*レザークラフトでは縫い穴が空いているので針の先端は丸まっています。針に糸を固定するために特殊なやり方(糸の間に針を再度通す)をするので針から糸が抜けにくくなってます
縫い始めを先生がデモンストレーションしています
*ワークショップは少人数なので本当に丁寧な指導を受けることが出来ます
飾り縫いの部分を縫ってます。脚に挟んで手縫いしている様子です
*針をクロスに入れて一緒に針を抜くことで軽く引っ張ることが出来てます
縫い穴が真っ直ぐ空いていると縫い目もキレイに揃うことが出来ます
縫い終わりは返し縫いしてます
細い両面テープを使って2枚を縫うところを合わせます
真ん中に写っている横の縫い目をこれから縫っていきます
*革が重なっている細い部分に両面テープが貼り付けてあります
糸は縫う長さの3倍ちょい使います
下に両面テープが見えてますねw
片面を縫い終えました
最後は返し縫いをして焼きどめをしています
反対側の1面も縫っていきます
こちらも縫い終えました
表から見るとこんな感じ
カシメは3種類(シルバー、アンティーク、ゴールド)から選べます
脚の長い方を裏側にして革を2枚挟んで短な方を被せカチッと音がして軽くとまります
ポンチで開けた穴にカシメを当てて打ち台と打ち棒を使って木槌で上から叩いてカシメを固定します
取っ手が付きました
裏から見たらこんな感じ
2つ取っ手が付きました
横を縫い合わせています
返し縫いをしてる所
両横を縫い終えました
底の部分を縫っています
ここが今回の一番の難所
先生に聞きながら縫い続けてます
横はこんな感じ
底の部分の返し縫いです。多めに返してます
*反対側は最後の始末の部分を裏ではなく見える場所にしていまいちょっとミスしました
【ワークショップ現場での終了写真】
お二人とも赤と茶色ですが底と取っ手が反対で印象が違いますね。よおく見るカシメは金とアンティークと違い、糸の色も違うようです
グリーンのコーナーの中で映える色合いw
【帰宅して完成写真】
底です
口です
横から見た所
上から見たところ
この色の組み合わせはどこかで見た記憶が。。。富山地方鉄道で走っている10030形(元京阪3000系愛称カボチャ電車)カラーだなwという事でハロウィンカボチャと一緒に♪
【作り終えて。。。】
ちょっと事情があって3時間で終わらせることが出来るか?ハラハラしましたが無事予定終了時間の10分前に作り終えることが出来ました。コロナ禍でしばらくレザークラフトからは遠ざかっていたのでバック作りは大変かな?と危惧しましたが思いのほかスムーズに縫うことが出来てとても楽しい時間を過ごすことが出来ました(今まで作った大作は楽しむ余裕が皆無で必死でしたw)縫い目も安定してきててキレイに見えたので上達しているのを実感!そして何よりレザークラフトは作り終えた後の達成感が半端ないwやったあ!!って感じが気持ち良いのですwこれが癖になって毎月足を運んでいたんだな。。。とコロナ前に毎月ワークショップに通っていた気持ちを思い出しました。来月も作りたい!
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