レザーカービングの技法を使って大人カワイイ手鏡とリップケースの作り方

先生の私物と真ん中の2点が今回の見本品手鏡リップケースです

先生の私物を見て感動してステキ!をどれだけ連発してしまったのか忘れましたwレザークラフトは一般的に無骨で男性が好むクラフトのイメージですがこの緑川先生の作られるモノは一味違う大人キレイ&かわいい系♡今回も先生の指示通りやればステキな作品に仕上がるハズ!

前回のバスケット刻印手帳ケースの時の緑川紀久子先生で笑顔のpic

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まず真ん中の先にラインに沿って革をカッターで切って行きます。実は私はあまり革を切った経験は少なく今回が2回目。。。いきなり深く切らなくても回しながら浅く切れ込みを少しづつ入れて行くうちに自然に切れてるから大丈夫よ!と先生の言葉を信じて慌てずユックリとカッターの刃を革に入れました

この切った部分に鏡が入ります。縁の線は飾り縫いを入れられるように入れてあるので近いうちに平縫いで飾り縫いを入れようかと思いました

セラミック刃のスーベルカッターの持ち方を先生がお手本で見せて下さいました。人差し指は添えるだけで親指と中指で持って遠い方の刃を当てて切って行くのです。ワークショップの良いところはこういう風に目の前でデモンストレーションを見られる所♪

超下手くそですがなんとか切れ目を入れました。経験者という事で今回練習は省きましたが通常は練習用の革で何回も練習させてもらえるので全くの初心者でも大丈夫。私も1月はかなり練習させてもらいました。下に見えるのは黒のゴム台に貼った白い紙。ヌメ革なので汚れないように白い紙を敷いてます(意外とここ重要です)あ、それから写真でわかるように裏に革用のマスキングテープを貼っておかないとこんな風に革が伸びて曲がってきます

カワイイ飾りを打刻して入れてくので最初の切れ目の下手くそさが多少隠れて来てます。裏に貼ってあるのは革細工用のマスキングテープです。これを貼っておく事で伸びたり曲がったりねじれたりする事を防ぐので地味に必要なアイテムで色も多種類あるそうです

たくさんの刻印ですね♪これを使って木槌で叩いていろいろな模様をつけていきます

内側にも打刻して模様を付けます。沢山の中から選びましたが必ず試し打ちをしましょう!こうやって東西南北をまず打刻して間を埋めていくのです

リーフ柄を間に打刻。ちょっと失敗も有り。。。

裏面も花びら部分をスーベルカッターで切れ込みを入れて周りを叩いて浮き上がらせてます。1番目立つであろう花芯部分はいくつか試し打ちした結果こんな感じにしました

花びらの周りを囲うように文様を打刻します。沢山の中から直感で私が選んだのはコレ♡このデザインは私的にもちょっと良いなあと思ってますw

革用ボンドを塗って合体させます。小口をトコノールで磨いたら出来上がりです

右上がリップケースの見本品。バスケット刻印ですが1月に手帳を作った時に経験済み。下線の通りスーベルカッターで切って行きます。こちらは少し慣れたようで線がよりスムーズにになってます

切った線の内側を打刻して浮き上がらせて行きます

久しぶりなのでバスケット刻印の練習です。コレは斜めに線を引いた所

連続してバスケット刻印を押して練習しましたがこの線に沿って刻印を革一面に押して行くのです

半分打刻し終わった所。打った線の上に重ねしっかり刻印が打ち込まれるよう真ん中前後ろと3回木槌の荷重方向を変えて打ち込みます

途中怪しい所も有りますがwなんとか1面打刻し終わり周りに四つ葉のクリーバー柄飾り刻印も打刻し終わりました

菱目打ちで縫い穴を片側だけ開けていきます

先ほどの手鏡もそうですが裏に革用のマスキングテープが貼ってます。理由は革が伸びるから。バスケット刻印を沢山打ち込むと他よりかなり革が伸びるそうでこのマスキングテープを剥がす時も雑に剥がすだけで革が伸びて変形するそうなので少しずつ抑えるように剥がしてます

口になる方を先にトコノールで磨いておきます

縫い穴を打った外側にボンドを塗り貼り合わせます

閉じた上からもう1回下の革も貫通するように菱目を打っておきます。こうすることで下の縫い目とピッタリ合うそうで厚い革を合わせて縫うのにこの一手間は大事なのよ♪と先生がおっしゃってました。あとこの菱目打ちはいつもの鉄製と違ってステンレス製です。やたらと打ちやすく革から外しやすいのが特徴でとても使いやすかったです

写真を撮るのを忘れましたが針2本を使った平縫いしてます。糸も6種類ほどから選べましたが今回は茶色を選びました。使った針も革用極細針だそうでしっかり下穴も開いてるしとっても縫い易くてビックリしました

ミンクオイルで仕上げに保湿してます

現地での完成記念撮影♪

1月に緑川先生のワークショップで作らせてもらったバスケット刻印の手帳カバー小銭入れも持って来てたので見本品と一緒に撮りました。こうしてみると半年で良い色艶に育ったモンです。ヌメ革の良い所は使って行くうちにこんな風に味が出てくる事です

10月にワークショップでコレを作る機会があるそうです。編み込みはやった事ないので是非やってみたい!!!ただ日程を聞いたら10月下旬。。。もしかしたらダメかも。。。2日間あるそうなのでなんとか都合をつけたい!と強く思うmizucchiです

世界に一つだけの私だけの作品になりました。リップケースになってますがライターも入る大きさですし印鑑も入ります。見たとき穴を開けて吊るせば使いやすいなぁ。。。と思ったし手鏡の方も飾り縫い出来るように線がつけられてるのでそのうち両方リメイクしてみようかと思ってます

我が家で前に作った2作品と共に記念撮影

カービング加工した小銭入れの作り方の記事はこちら

小銭入れに付いているレジンのボトルチャームの記事はこちら

バスケット刻印の手帳カバーの記事はこちら

mizucchi

ルームクリップ(通称RC)に投稿し始めてからハンドメイドの楽しさを知りました。 小さな頃から周りの大人に不器用だと言われ続けられて来たしお裁縫や編み物などキチンとした技術のいるハンドメイドは苦手です。よくどうやって作っていいか知らない。。。わからない。。。とコメント欄に書かれてました。私も最初は見よう見真似で試行錯誤でやって来ましたが4月からワークショップという2時間程度の1日講習会を知りハマってしまいました。そこで学んだ手順などを多くの人に知ってもらい多くの人がハンドメイドに興味を持ってもらえ作る楽しみを共有出来たらなぁ!と思ってこのブログを始めました。誰でも出来るアイテムばかりです。レッツ、チャレンジですよ(^^)


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