コロナ禍の夏越しの大祓え2022♪後半の無病息災を祈念して水無月作り♡
『夏越の大祓』とは6月末に行われる「厄除け神事」です。無病息災、厄難消除、開運厄除等生活の中で知らず知らずについてしまう災厄を振り払い健康で幸せに暮らせるよう願いを込めます。本来は1周目は左足で茅の輪をまたぎ左回りで戻り2周目は右足でまたぎ右回り3周目はまた左足からまたぎ左回りで回ります。くぐってる時には『祓え(はらへ)給へ 清め給へ 守り給へ 幸(さきはえ)給へ』と神拝詞(となえことば)を無言で唱えるそうです。で、その日に白いういろうの上面に甘く煮た小豆をのせ三角形にきりわけた水無月という和菓子を食べ残り半年の無病息災を祈願するそうで今回作ってみました
【夏越しの大祓え2022】
武蔵一宮の「大宮氷川 神社」三の鳥居
*正月三が日の初詣客が毎年全国10位に入る人気の神社ですが埼玉県・東京都の荒川流域、特に旧武蔵国足立郡を中心にした氷川信仰の神社氷川神社の総本社で由緒ある神社です
現在の主にお祀りしている主祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめの命)、大己貴命(おおなむちの命)の三神です
コロナ禍なので分散参拝が奨励されていて今年は6月18日〜7月4日に楼門の手前神池に架かる橋に「茅の輪」が設置されています
反対側から見たところ
*今年は昔ながらの回り方で「茅の輪」くぐりが出来るようになってました
2020年コロナ禍で密を避けるため左右が閉じられた形の「茅の輪」
2020年の夏越しの大祓えの様子はこちらを見てね
2022年立派な楼門
平日なので「 人形(ひとがた)納め所」も人少なでした
普通はここで名前を書いて息を吹きかけ撫でるんですが私たちは自宅から人形(ひとがた)を持参しました
*私の住んでる地域は古くから氷川神社の領地で町内会の回覧板に人形が配布されてます
コロナ禍で分散礼拝できるので人もまばら
2019年はコロナ前だったので「茅の輪」前でこんなに大渋滞w
2019年の夏越しの大祓えの様子はこちらを見てね
神池の反対側の車のお祓い所にある「茅の輪」は平日だからか閑散としています
6月なので結婚式も多く「茅の輪」の前で記念写真を撮る新郎新婦と見守る人々
本来は6月30日のみに設置していた「茅の輪」ですが分散参拝が提唱され時期が長く6月は結婚式シーズンなのでこんな撮影もできるんですね。お二人の幸せを願いたくなるような光景でした
【水無月の作り方】
水無月は京都発祥の和菓子です。白い外郎(ういろう)の上に甘く煮た小豆を乗せて三角に切り分けてます。夏越しの祓えが行われる6月30日に1年の残りの無病息災を祈念して食べる風習があります
《今回の水無月制作レシピ》
上新粉(米粉)75g、砂糖30g、白玉粉20g、水150ml、煮た小豆、流し型にクッキングシートを敷いて液を入れ蒸し器で10分蒸し小豆を入れて残りの液を入れ再度蒸し器で5分蒸す
=小豆を煮ます=
北海道産小豆
一晩ボールに入れて水につけてました
*やはりこの一手間を省くと途端に出来上がりが違います
今回の新兵器wステンレスポット使います
*ずいぶん年季が入っています。断捨離候補ですが災害時に役に立つのでは?と思って捨てられずに保管してました
外はボロボロですが中身は綺麗です。1晩水に浸けた小豆を朝て熱湯を入れて蓋を閉め出かけました
*口が広いのとステンレス製なので洗いやすく保温性が高いので好都合です
午前中の散歩から帰宅してザルに空けてた所
再度ステンレスポットに沸騰した熱湯を入れて外出していた3時間に保温してからザルに上げた所
灰汁(アク)もかなり取れて少し柔らかくなった小豆です
*小豆を煮るときに面倒なのが何回も水替えをしての灰汁取りです。保温してザルに汁を捨てるだけというやり方は簡単に灰汁(アク)取りが出来ます
鍋に入れて4回100gずつ砂糖を分けて 入れて煮詰めます
今回はかなり良い出来♡
=外郎(ういろう)を作ります=
上新粉
白玉粉
上新粉(米粉)75g、砂糖30g、白玉粉20g、水150mlをボールに入れました
少し溶け残っているので裏漉ししています
クッキングペーパーをダイソーの耐熱ガラスに敷いて液を流し込みました
蒸し器の蓋から水滴が落ちるのを防止で手拭いを容器の上にかけてます
10分蒸しました
煮た小豆を乗せて。。。
*ちょっと欲張って小豆を盛りすぎましたw
小豆が覗く程度に 少し取り置いた汁をかけます
*ここが今回の大失敗!上にかける分の液の取り分けをすっかり忘れてました。慌てて適当な配合で液を作ったのが良くなかったようです
蒸し上がりました
*一見大成功のように見えますが。。。粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やし切り分けます
冷やして食べるとより美味しいです♡
*小豆が多すぎました。で、小豆をつなぎがイマイチだったのでボロボロ。。。味は良いのですがね
【作り終えての感想。。。】
欲張って煮た小豆を乗せすぎたのと上からかける分の液を取り置きを忘れ小豆の接着が悪いです。なので、切り分けがちょっとしにくい。去年2回目に作った葛粉大さじ2、白玉粉大さじ2、小麦粉大さじ8、水230ml、砂糖120g、煮た小豆120gぐらい、流し型にクッキングシートを敷いて液を入れ蒸し器で10分蒸し小豆を入れて残りの液を入れ再度蒸し器で3分蒸すレシピがしっかり小豆まで固まったので次回はそれでやろうかと思います。今年前半は夫の肺膿瘍からの胸膜炎という思ってもみない病気が発覚し入院しました。半年の穢れはこれでクリアにして残り半年を穏やかに暮らしたいです
2023年6月30日今年も水無月作りました
手抜きですが「ゆであづき」缶詰使いました
和薄荷(ワハッカ)を添えて♡
人がいない平日の午前中にお詣り
人形に穢れを移して。。。
納めて無病息災を祈ります
この時期クチナシが咲き良い香りが参道に満ちています
《今回のおまけ画像》
【東光寺から歩いて引っ越ししたカルガモの親子】
テレビ朝日木曜7時の「裏撮れちゃいました」で紹介された1キロ先の東光寺から歩いて引っ越してきたカルガモ親子です。この日は神池ではなく隣の「白鳥の池」にいました
*番組内であれほど10羽一緒に。。。と連呼されてましたが神池について早々カラスに捕獲されたりしてこの時はすでに3羽に減ってました。自然界で生まれ過ごすということはこういう事です
東光寺の花ハス池で くつろぐカルガモの親鳥
*あまりに巣に戻らないのでスタッフさんが探しにきて親鳥を見つけてホッとしてました。親といえども息抜きはしたいのは人間も鳥も同じなのね。。。刺激を与えないように少し離れたところから撮ってます
東光寺の社殿前庭の池です。手前の草の中に巣があった模様です。まさにこんな所で産むの?という場所
*社殿の屋根があるので雨風が凌げて外敵(からすやへび)に襲われ辛いからかここ5年ほどここで巣作りをし約1キロ先の氷川神社の神池に歩いて引っ越ししています
《去年氷川神社にお引っ越ししてきたカルガモ親子》
大宮氷川神社神池にお引っ越ししてきた直後。産毛がモフモフしてます
まさに鳥団子♡
親カモが見守る中大宮公園の日本庭園で泳ぐ子カモ達
2022年はコロナ禍とはいえまん延防止法が撤回されてこんな催しも行われていました
*近くの見沼たんぼは江戸時代からホタルの名所産地で今でも地域の人たちが大事に守り育てています。少し前から氷川神社の奥にある池でも「氷川神ほたる鑑賞会」が行われていたようですが今年は3年ぶりに開催できたようです
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