LIXIL×Hnnabishiマンションリノベーションコラボ企画物件見学会に行ってきた!
インテリア投稿サイトのルームクリップ(通称RC )で募集していたリモートではなくリアルなルームツアーに参加するというモニターに応募して当選したので都内某所のマンションの一室を訪れて実際に一軒丸ごとLIXILの住宅建材(Interio)でリノベーションされたお家を見て来ました
丸々一軒リノベーションされたマンションの見学会に参加してきました
KINARI MODERN(キナリモダン)今回のメイン素材が集まった冊子
LIXILの住宅建材のブランド名は2019年に『Interio』で統一されました。『変わるって、楽しい。えらぶって、自由だ。」というお客様目線がこのブランドのコンセプトです
2019年3月に代官山にある蔦屋書店で開催されたLIXIL×Room Clipの春の新作発表イベントの様子はこちらを見てね
KINARI MODERN(キナリモダン)はLIXILの住宅建材のブランド内の新レーベルで、《素のままの表情を活かすピュアな美しさ=「生成り(きなり)、現代の暮らしに似合う新しいスタイル=「モダン』がブランド名の由来です》
今回そのさまざまな素材(建具・収納・造作材、床材、タイル、畳)をまるっと使ってマンションをリノベーションしたお部屋を見せていただきました。実際これらの素材を使ってリノベーションを手掛けたのは花菱不動産さんで担当の方がいらして解説説明をしてくださいました。花菱不動産を詳しく知りたい方はこちらを見てね
ー今回キナリモダンnewカラーの「ソフトモーブ」「ソフトグレー」「コウノキ」がリノベ物件であらゆる場所に使われてましたので紹介したいと思いますー
見本として置いてあった見本の3色です。左から「ソフトモーブ」「ソフトグレー」「コウノキ」
*実際の色は光の当て方で見え方が違うので現物をショールームなどで実際に見てね!ショールームの場所や予約などはここから
「ソフトモーブ」は、昔から日本で使われてきた伝統色梅鼠(うめねず)をイメージしたそうで、いわゆるくすみピンクの中でもかなりグレー寄りという感じでしょうか?甘すぎないけど可愛い感じもします
「ソフトグレー」は、昔から日本で使われてきた伝統色絹鼠(きぬねず)をイメージしたそうで、落ち着いた穏やかで上品な色合いに感じられました
「コウノキ」は、桂(かつら)の木の事です。かなり明るい軽やかな印象を持つ色目が特徴です。木目も穏やかな濃淡で落ち着いた印象が感じられました
【今回リノベーションで私が気になった素材、アイテム、デザイン】
①『キナリモダン 可動間仕切り引戸』
20年前建築のマンションによくあるリビングの一片にある和室で『キナリモダン 可動間仕切り引戸』が採用されてました
*半透明って良いですね♡光は取り入れられるけど中は見えにくい♪
半開きの様子。止めたい場所でちゃんと止まります
引き戸は全部壁の中に収納され開口部が広く取れます。アクセント畳(カラーはグレージュ)敷いてます
*壁に引戸が全部収納されるのって私的には憧れです。何せ我が家ではいちいち引戸を外して壁に立てかけてますから。。。
この部屋には窓がありませんが半透明になっているお陰で自然な採光が得ることが出来ています
LIXILの建具(室内ドア・引戸)・室内用窓一覧の紹介ページはこちらを見てね
*デザインはLZEでカラーは「コウノキ」、採光部はアクリルパネルになっています
上吊りで下に敷居がありません。引戸用振れ止めのマグネットガイド金具が見えます
*敷居なしでフラットな床面が好印象です♡床についているアイテム(引戸用振れ止めのマグネットガイド)のお陰でズレることもなくちゃんと途中で引戸が停止出来ます
(個人的な感想。。。)
この『キナリモダン 可動間仕切り引戸』が今回のルームツアーの中で一番私が我が家に欲しいアイテムでした。我が家のLDと寝室にしている和室の間は以前は襖であまりにも穴を開けるので2010年のリフォームで造作板戸にしてもらいましたが和室からの採光が欲しくてちょっと前までよく外してました。壁の中に収納とまではいかなくても明りが取れる引戸は魅力的です
②アクセント畳
床に直接布団を敷くのに抵抗がある方多いです。ちょっとゴロンと転がりたい時、赤ちゃんがいるご家庭に畳のある暮らしは便利で使い勝手が良いアイテムです
*アクセント畳は4種類(グリーン、グレージュ、ダーク、グラスグリーン)がラインナップしてます
アクセント畳の裏に滑り止めがついているので足で押しても動きませんでしたw
*2枚セットで売っているそうです。樹脂でコーティングしてある丈夫な和紙製です。防汚加工がされているのでお手入れが楽とか
LIXILのアクセント畳のページはこちらを見てね
(個人的な感想。。。)
昨年末11年ぶりに6畳の和室の畳替えをしました。日本産(熊本産)の畳表を使っている昔ながらの畳からイグサの良い香りがして癒される日々です。こういったニュー畳を実際に使っている所を見たことがないので比較は出来ませんがこれはこれでアリかと思いました。似ている他社の製品との比較検討してみたいとも思いました
③『造作材 インテリア格子』
今時のリモートワーク、リモート授業にそしてちょっとしたプライベートに空間を仕切る優れたアイテム見つけました!
リビングダイニングの片隅に『造作材 インテリア格子』でゆる〜く空間を仕切られてました
*カウンター材は集成カウンターでカラーはナチュラルオークです
この『造作材 インテリア格子』は木製に見えて実はアルミ製です。こちらのカラーは「コウノキ」を使用してます
*他にもこの『造作材 インテリア格子』のカラーはオーク材風味の「クリエベール」チェリー材風味の「クリエラスク」ウォールナット材風味の「クリエダーク」があります
見る角度から照明の具合から『造作材 インテリア格子』が違って見えます
(個人的な感想。。。)
気配は感じつつ目線が外れることでプライベートな空間が出来てます。室内も暗くならずちょっと自分だけのプライベート空間で好きな時間を楽しみたい!でもしっかり壁で囲ってしまうと圧迫感を感じ息苦しい。。。そんな悩みをこの『造作材 インテリア格子』が解決してくれてると感じました
④『エコカラット』
我が家は2010年のリフォーム時から9種類のエコカラットをDIYで家中の壁に貼っているので今回新作のエコカラットプラス「 リネエ 」には最初から興味津々でした
LIXILのエコカラットのページはこちらを見てね
リビングの奥の壁一面に貼られたエコカラットプラス「 リネエ 」カラーはモスです
*写真だとわかりにくいですが表面には縦と横と斜めに模様が入っています
少し寄った写真です。テレビ台代わりを想定しているカウター材に使われているのは「シートカウンター」でカラーは「コウノキ」です。軽量なので途中に棚受を設置しなくてよくてスッキリ見えます
*造作材の「シートカウンター」は集合材カウンターと比べて30パーセントも軽量だそうです。収納物を置くカウンタータイプ(厚み40mmで奥行は220mm、300mm、500mmと3種類)とベンチタイプ(厚み70mmで奥行300mm)の2種類あります。カラーは13種類。詳しくはLIXILのシートカウンターのページを見てね
(個人的な感想。。。)
一昨年同じように壁から壁に2列棚を夫の部屋に設置したのでこのカウンター材を知っていたらなあ。。。と思いました。その時重い集成材を支えるために棚受けを4つ設置し棚受けを支えるために壁の中の下地に厚い合板を貼りました。棚受けに木製カバーをつけることでデザイン的に向上させましたがないならもっとスッキリ見えたことでしょう。。。
LDKの入り口にもエコカラットプラス「 リネエ 」が天井から床まで貼ってあり、こちらの写真だと「 リネエ 」の斜線のような表面デザインがよくわかりますね♪
*エコカラットプラスは調湿、吸湿、吸臭に優れたLIXILの壁タイルでデザイン性にも優れてます
エコカラットプラス「 リネエ 」が天井から床まで貼ってあるのがわかる写真です
*床はラシッサDフロア クルミFです。ドアはきなりモダンの標準ドアでカラーは「コウノキ」、隣の壁のデコマド(両側壁収まり2列1段東名ガラスで枠はプレシャスホワイト)です
玄関を開けてすぐの壁に貼ってあるエコカラットプラス「 リネエ 」を使った「デザインパッケージ」です。モダンアートのようです。玄関収納はフロートタイプでカラーは「コウノキ」です。デザインパッケージについてはLIXILHPのこちらを見てね
*エコカラットプラス「 リネエ 」のカラーは5種類(ホワイト、ベージュ、テラコッタ、モス、ネイビー)ありますがこのパネルではホワイト、ベージュ、テラコッタ、モスを使ってます
*枠[見切り材]はデコラフレーム(木目、ツートーン2カラー、レリーフ2カラーの3種類)とシンプルフレーム(ホワイト、グレー、ダークブラウンの3カラーの3色)の2種類ありこちらはナチュラルウッドのようです
(個人的な感想。。。)
エコカラットをDIYで家の壁に9種類(ペトラスクエア、ヴィーレ、たけひご、シルクリーネ、ボーダー、スノージュ、ストーン、ニュージュラク、ヴァルスロック)貼っています。なので機能(調湿、吸臭性能が抜群)はよく知っています。でも、床面積の三分の一の量を貼らないとその機能は十分に働かないので今回はよくあるデザインだけのエコカラット使いなのか少し危惧してましたがかなりの面積に貼ることで合格かと思われます。今回使われエコカラットプラス「 リネエ 」はモダンな柄が表面に施されており花菱不動産の担当の方の遊び心でLDKの2箇所は斜めのラインが離れているにもかかわらずつながっているように計算されて貼ってありました。これはちょっとすごい!さすがはプロの施工です
⑤デコマド
いわゆる室内窓です。コロナ禍で換気に注目が集まったので再度注目のアイテムだと思われます
このデコマドの仕様は両側壁納まり2列1段突き出し窓で透明ガラスでカラーはプレシャスホワイトです
LIXILのデコマドはこちらに詳しく載ってます
(個人的な感想。。。)
コロナ禍になって換気の重要性が再認識されました。プラスして人の気配を感じることが出来るのが室内窓の良さかとも思います。こちらでは透明ガラスを使ってましたがガラスも当然アンティークガラス、チェッカーガラス、モールガラスなどが選択が出来、そうしなくてもシールなどで十分見えなくすることも可能です。我が家も実はリビングから隣の部屋との壁に冷気を送るために開けた室内窓が存在しています。小さくても換気的には十分効果があります
⑤マグネットが付く『アクセントボード』
子供部屋?のデコマドの下の壁に貼ってあったのが『アクセントボード(カラーはソフトグレー)』です
*カウンターデスクは「デスク用カウンター+ベースキャビネット(カラーはホワイト)」を使っています
『アクセントボード(カラーはソフトグレー)』はマグネット対応の化粧ボードでマグネット収納ができる優れものです
*壁に釘や画鋲はなるべくつかいたくないものです。。。この化粧ボードはマグネット対応なのでレイアウトが自由に出来ます
(個人的な感想。。。)
今回のイベントでLIXILのオンラインショップの中で強力なマグネットシートが売られていることを知りました。マグネット小物のお値段はちょっとお高いのでそのマグネットシートを既存の小物に貼ることでいろんなアイテムがマグネット対応壁につけることが可能です。我が家のキッチンやお風呂の壁は某社のホーローパネルなのでこれはありがたい情報です
LIXILにオンラインショップ内の「マグネット付き小物」おすすめ使用例やマグネットシートのページはこちらから
⑦『ラシッサS上吊り引戸 引違2枚建』
ここも引違い引戸採用しています。デコマドと掃き出し窓と廊下側の『ラシッサS上吊り引戸 引違2枚建』と3方向から採光が取れます。部屋の実際の面積は狭いけど明るさと広さを感じました
3ヶ所からの採光部分がわかる写真です
*ここも敷居がない天吊り引戸になってます。『ラシッサS上吊り引戸 引違2枚建』デザインはLZD、透明ガラス使用、カラーはプレシャスホワイトです
壁はリリカラのビビットな壁紙使用です
⑧『キッチン、トイレ、お風呂などの水回りは?』
普通LIXILというとキッチンセット、トイレ、お風呂などの水回りのメーカーという印象です。今回はインテリア建材の発表会ということでメインではないですがこれらも触れておきます
キッチン器材はアイランド型で扉カラーはホワイトスタッコです
(個人的な感想。。。)
写真でもわかりますが扉の色はニュアンスカラーで私は好きです。キッチンの周りを回遊できるのはポイント高いですがただアイランド型キッチンは水はね&油はね問題があるので私的にはあまりおすすめの形ではありません
油はね問題 で困りそうと思うのは私の個人的な意見ですが。。。飛ぶのよね。。。
キッチンカウンターの手前側の写真がこれしかなくて残念ですが扉内に棚があってさまざまなアイテムをたくさん収納できるようになってます
ダイニングテーブル、ダイニングチェア、ベンチはイストクのHARPシリーズです。イストクのHPはこちらから見てね
ーこれらはインテリアアイテムはLIXILのWebサイト「Living Deli」で購入可能ですー
*ここのリノベで頭を悩ませたのが家具の配置だと担当者から伺いました。ダイニングテーブルをキッチンカウンタ〜の横並びにすることで問題解決したとのことです
更新されたトイレシャワー型トイレ一体型EX、とお風呂リノビオRK
*どちらも落ち着いた印象を受けました
⑨『他に気になるアイテムなど』
収納は少なめに感じましたが扉は今回のnewカラーを使っているので紹介しておきます
旧和室の収納扉です。キナリモダンのクローゼット両開き戸「ソフトモーブ」カラー扉
主寝室です。左がキナリモダン「ソフトグレー」のクローゼット折れ戸と右がキナリモダンの標準ドアカラーは「コウノキ」ハンドルはスクエアLでカラーはシャインニッケルです
《ルームツアーを終えて》
都内に出かけることはコロナ禍になって2年ぶり(目の手術のための入院)でルームツアーの開催場所まで辿り着くのにちょっと手こずったりしましたがはじまってしまえば、どこもここも目新しく楽しい時間を過ごすことが出来ました。今回のリノベーションは漠然とマンション内の機材や壁や床を更新したのではなく、購入ターゲット層を考えてのリノベで、私の身辺にこの購入層がいるのでその方達を思い浮かべながら実際を想定して興味深く隅から隅まで見ました。選んでくださったRCの担当の方今回現地で準備説明など尽力を尽くしてくださったLIXILの担当の方リノベを実際に施行された花菱不動産の方本当にありがとうございました!
見学会の後での懇談会で言い忘れたことがあってここに書きたいと思います
最近のマンション購入のボリュームゾーンに当たるいわゆるパワーカップル(共働き夫婦)がこのようなマンションの購入層だとすると今回のリノベで足りない点に気がついたので、ここにコメントしておきます。というのは、私は夫婦一緒に休む「主寝室」という概念はもういらなくて夫婦で別々の個室(寝室)が必要なんじゃないかと思っています。フレキシブルに使えるという名の部屋よりもはっきり夫用、妻用寝室を別に設けて「夫婦お互いの個人的な自由な空間と時間を大切にする」そういう家がこれから必要になってくるとちょっと思っています。。。となると3LDKの場合子供は1人〜2人。。。4LDKniなるとお値段がかなりの額になるし供給も少ないので少子化に歯止めがかかりそうもないですね。
見学会を終えて飲み物とスイーツ付きの懇談会が1時間ほど開催されました。アイスティーと冷たく冷えたティラミスを美味しくいただきました!ご馳走様でした!!!
今回のお土産たち
お土産の和三盆糖と京玉露をいただきながら冊子でお勉強している様子w
「マンションのリフォームは1戸ずつ仕様が違うのでとても大変だ」と付き合いのあるリフォーム業者さんがこぼしてました。見える範囲は機材を更新し床を張り替え壁紙などを張り替えればきれいにはなります。我が家は新築で入居しましたが当時の基準が緩く断熱材が入っていない事で結局は断熱リフォームを暫時やってます。最後の1部屋の断熱リフォームは3年後の予定です。老年に差し掛かっているので入り口はドアで良いのか?と思っていたところ今回「連動折れドア」というドアが半分折れるので開口部が広く取れるというドアを冊子の中で発見して問題解決!と嬉しく感じました
2020年のLIXILのインテリア建材2020年新作発表会&「理想のインテリアコーディネートプラン」ワークショップ体験会の様子。詳しくはこちらを見てね
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