小笠原伯爵邸でランチする♪

大江戸線河田若松駅徒歩1分にある小笠原伯爵邸です。単身赴任してる夫と七夕映画デートの次はちょっと贅沢なランチデート

旧岩崎邸を見学して感動した話を某ワークショップの先生に話したら旧小笠原伯爵邸を勧められました。ディナーはお高いけどランチなら食べられるお値段。。。と聞いて予約して月曜昼のランチに夫と行って来ました

旧岩崎邸の記事はこちら

小笠原伯爵邸は曾禰中條建築事務所設計で1927年に建てられ戦後アメリカ軍に接収後東京都に変換され75年までは都での施設その後放置されてたのを民間が貸し出され修復されてスペインレストランとして2002年にオープンしました

入り口はこちらから。エントランス扉上部にある小鳥のモチーフ鉄製ファンライト(明かり取り)随所に小鳥のモチーフが見られるので『小鳥の館』と呼ばれていたそうです

玄関ホールの受付がこちら

受付脇に昔の旧小笠原伯爵邸の当時の写真が飾ってありました

歴史的建造物に指定されてます

もうこの時点で期待が膨らみます

伯爵家の正餐用食堂でこのテーブルは重すぎて窃盗に合わなかったそうで当時のままの家具だそうです

「メロンレッグ」と呼ばれる細かな装飾を施されてるテーブルの脚

11時半からのランチを予約してたけど少し早く着いたのでかつての応接室で待機。。。当時のままに再現されているそうです。どこを見てもステキで非日常感満載ですね♡

私達2人が座って待たせてもらったイスとテーブル。ステンドグラス小川三知(おがわさんち)氏作の作品。ヨーロッパの荘厳な作品と違ってアメリカ系の作品で軽やかな明るい感じがします

反対側はこんな感じ

天井のシャンデリアとメダリオンです

どこを切り取っても絵になる雰囲気です

天井や壁の装飾も素晴らしい♡

奥にシガールームがありました

天井のシャンデリアとメダリオン

床は当時のままの大理石。当時のシガールームはイスラム風に作る事がお約束で葉巻やパイプを薫せ男性の語らう場所でした

用意が出来て私達夫婦が通されたのは明るいサンルームの方でした。旧岩崎邸でもそうでしたが南側に面してるサンルームは冬暖かく家族の私的な食事に使われていたお部屋だったそうです

こんな感じでセッティングされてました。こういう場合庭が見える方ち女性が座るのがルールだそうです

夫は赤ワインにアレルギーが出るので白ワインを選択。昼から飲むのはちょっと気が引けましたが私も1杯いただきました。立ち姿と注ぐ姿勢がカッコ良いので写真を撮っても良いですか?と聞いて撮らせてもらいました

左が生ハムとイチジクのテクスチャーと右がオロネグロです。黒いのは竹炭ご練り込んでるからで金粉が振られてます

スペイン産のエクストラバージンオイルオーガニックパン。黒いのはオリーブの実です。どの料理も美味しかったのですがお料理に掛けてあったソースをこのパンで擦って食べたらより美味しかったです

帆立貝のソテー で下に旬の茶豆が入ってます。泡のソースの上にはキャビアと食べられる花びらが散らされてて目にも鮮やかな前菜でした

オマールエビにブルーベリーのガスパチョが添えられてます。オマールエビのタルタルがメチャ美味しかったです。先ほどのパンで皿をキレイにしてしまうまでソースを味わいました

雲丹アロスメロッソスペイン風のリゾットで上に雲丹が乗ってます

魚のメインティッシュハタ。オレンジのツブツブは南米産のライムキャビアで不思議な食感でした。このソースも絶品でこれもパンに浸してキレイに平らげました

肉のメインイベリコ豚。このソースは私的には唯一イマイチだったソースでイベリコ豚はもっとシンプルに味わいたかったかな。。。

口直しには柚子のシャーベットパッションフルーツとレモンバーベナのゼリー

メレンゲの焼き物に隠れて見えづらいですがw桃のコンポート フランボワーズとローズのグラニテオルホクリーム。今が旬の桃を堪能出来ました

平日ランチの特典でこの小菓子から4つ選んで食べられます。迷う瞬間ですね♡

私は紅茶で夫はカフェラテをいただきました

「お時間が有れば係の者が15分程度館内を案内するツアーが有りますが?いかがですか?」と言われもちろん喜んで参加しました。こんな歴史的建造物を見られる機会は中々無いのでここでのお食事の特典だと思います

スペイン風中庭はパテォオと呼ばれますが雰囲気有りますね

朝倉文夫の弟子で当主小笠原長幹作と言われてる噴水だった彫刻です

パティオと呼ばれる中庭から階段を登って屋上へ

シガールームの外のタイルが見えました

当時のままの屋上のタイルです。汚れて苔むしてたそうですが今はこんな感じで当時のままの姿を見る事が出来ます

旧執事室だった部屋。今はウェディング用の控え室になってるそうです

 

こちらは旧家政婦長のお部屋でこちらもウェディング用の控え室になってるそうです。昔は畳が敷かれてたそうで窓が低いのが特徴だそうです

ここも今は控え室に使われてるお部屋

地下室(現在ワインセラーになってるそうです)と2階へ向かう階段。こういう階段を見るとドラマのセットみたいです

昔のトイレがあった場所です。ランプシェードに小笠原家の家紋が見えます

家族用の通用玄関です

通用玄関の上の照明シェード

予約なしで飲食が出来る喫茶室もあります。こちらはその別室

看板が立ってる奥に喫茶室の入り口があります

玄関ホール上のステンドグラスも小川三知(おがわさんち)氏作の作品です。当時の写真を元に復元されたモノ

玄関ホール内側から見た唐草模様の鉄細工。面から見ると立体的に見えます

ここはどこでしょう?お茶が出来そうな内装ですがここは女性用のパウダールーム

広い空間にオシャレな設備

夫に写真を撮ってもらいました。男性用の手洗いは普通でしたねw

お店の方に庭の散策も勧められたので見てみる事にしました

外から見た玄関上部の細工

スペイン瓦が乗った勝手口

先ほど上から見たシガールームの外壁のタイル装飾。明るく軽快なカワイイ感じでものすごく好みです。小森忍氏の作品「生命の賛歌」がモチーフだそうです。ほとんどか剥がれ落ちていた所を陶芸家の奥田武彦・直子夫妻の尽力で修復されたそうです

ちょうど晴れてきたので食事をしたサンルームを外からのぞむ良い写真になりました

噴水の脇には何やらテントが。。。

ここで野外結婚式が行われるそうです

「小鳥の館」にちなんで作られた焼き窯

玄関ホールに置いてあったお土産用のお菓子

アイシングクッキーを買って来ました。グエル公園のトカゲをイメージしているそうです

2人の星座カップ(夫が山羊座私が牡牛座)でお土産のアイシングクッキーをいただきます♡

今  日  の  メ  ニ  ュ  ー  表

小笠原伯爵邸は食事も美味しかったけれど歴史的な建造物に指定されているだけあってその内部も素晴らしい造りでした。長年放置され解体寸前から多くのボランティアや作家さんの尽力でここまで修復され現代によみがえり我々の目に楽しませてくれる建物として再現されたことは素晴らしいことです。もう少し食事のお値段がお安いとディナーにも行けるのだけれどちょっとそれは贅沢すぎるので諦めます。喫茶コーナーは予約なしで楽しめるそうなのでまた機会があったら行ってみたいと思いました

mizucchi

ルームクリップ(通称RC)に投稿し始めてからハンドメイドの楽しさを知りました。 小さな頃から周りの大人に不器用だと言われ続けられて来たしお裁縫や編み物などキチンとした技術のいるハンドメイドは苦手です。よくどうやって作っていいか知らない。。。わからない。。。とコメント欄に書かれてました。私も最初は見よう見真似で試行錯誤でやって来ましたが4月からワークショップという2時間程度の1日講習会を知りハマってしまいました。そこで学んだ手順などを多くの人に知ってもらい多くの人がハンドメイドに興味を持ってもらえ作る楽しみを共有出来たらなぁ!と思ってこのブログを始めました。誰でも出来るアイテムばかりです。レッツ、チャレンジですよ(^^)


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